いざとなったらヤッてもよい相手を選ぶ

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 「パパ活」という言葉をメディアで目にする機会が増えた2016年。だが、その多くは消費者である男性向けの情報であり、供給者側である女性向けの情報は乏しいと言わざるを得ない。

 いったい、OLたちはどのようにしてパパ活を始めればよいのか。今年になってパパ活を始めたある女性に、コネなしでも始められるパパ活の方法を聞いてみた。

◆老舗の出会い系サイトで見つける

 話を聞いたのは、3ヶ月前にパパ活を始めたという佐々木圭子さん(仮名・25歳・企業広報)。現在、彼女の手取り月収は約21万円。江東区の家賃7万5千円の1Kマンションでひとり暮らしをしている。

「いまの稼ぎでは服や化粧品を買ったら貯金できません。週刊誌で『パパ活』という言葉を知ったのが今の副業を始めるきっかけでした」

 “パパ候補”を探すために、年上男性との合コン、タワマンパーティーや異業種交流会に顔を出すという女性も多いが、佐々木さん曰く、最も効率が良いのはスマホ上だという。

 現在、ネット上で男性と出会う場と言えば、2000年代前半に立ち上がった出会い系サイトと、結婚相手や真面目なパートナー探しに主眼を置いた婚活・恋活マッチングアプリの2つに分かれる。パパ活女子、そしてパパになりたい男性の登録が多いのは前者だ。圭子さんは、先に「パパ」を見つけた大学時代の友人に勧められて大手出会い系サイト「P」に登録をした。

「老舗と言われるエロ目的の出会い系サイトは男性の登録数が多く、プロフィール文を読む限り社長や大手企業の役員クラスの人も散見されます。本当かどうかはわかりませんが(笑)。私が受け取るメッセージの半分は『社長』からでした」

◆プロフィールの書き方にもコツがある

 効率的にパパを見つけるためには、プロフィールの書き方にもコツがある。

⇒【画像】はコチラ(実際のメール文面)http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1209583

「普通にプロフィール欄を埋めても、パパ志願者を抽出することができません。まずは、はっきり目的を書くこと。キーワード検索で引っかけるため、『パパ募集』『パパ活中です』と直裁的に書く友人が多いですね。私は少し素人くささを出すために『お食事でタクシー代をいただける方を探しています』としつつ、検索対策に『パパ活ってどんな感じなのかな』と書いています。これで、お金を払ってくれない彼女探しを目的とした人やセフレ探しをする男性からのメールをかなり減らすことができます」

◆「元カレが42歳でした」

 プロフィールの冒頭には、最近はまっていることや季節を感じさせる一文を入れ、業者感を払拭する。また、プロフィールにリアリティを持たせることも忘れない。

「仕事で悩んでいることや英語や資格勉強をしていることなどを盛り込み、向上心や真面目さをアピール。また、『元カレが42歳でした』などのエピソードを加えることにより、パパ候補の年齢層にウケが良い文章に仕上げていきます」

 顔や雰囲気が伝わるように写真は必ず載せるが、身バレ防止のため、口元から下は写真加工アプリを利用したり流行りのアプリ「snow」でごまかす。スタンプで隠すのも有効だ。

◆文化系パパを探すなら「観劇」ワードに注目

 ターゲットをしっかりパパに絞りこんでいる圭子さんの元には、しっかりカネを払うと宣言した男性たちからのメッセージが届く。

「<素敵な女性になるためのお手伝いをしたい><食事を楽しむところから始めたい>など金銭を介して出会う意図をしっかり盛り込んでくる男性だけに返信します。なかには、<4万円割り切り希望>というようなエンコー目的のメッセージが来ることもありますが、すべて無視です(笑)」

 この中から自分が探しているパパのイメージに沿う相手を選別し、やりとりを進めていく。その際、男性はプロフィール写真を掲載していないことも多いため、プロフィールからある程度人物像を読み取る必要がある。

「私は文化系パパを探しているのですが、会ってみて相性が良かった男性のプロフィールには共通点がありました。趣味に観劇、舞台、歌舞伎があったり、好きな作家名や映画監督名が書いてあるんです。逆に、車、ベンチャー企業、六本木、西麻布などのワードは間違ったオラオラ系が多く、食事中も店員への態度が悪かったり、お酒を強要されたりして散々でした。自分の好みの人が使うワードを分析するのを忘れないでください」

 こうして、相性が合わないと思ったパパ候補は速攻ブロックし、絞り込みを進める。だらだらとメッセージのやりとりを続けても意味がないので、圭子さんはアポまでの期間を1週間と決めている。

◆お金に関しては事前交渉が大事

 パパ活はその対価として金銭の授受が行われことになるが、圭子さんもパパ活を始めたばかりの頃はタクシー代のことを言い出せず失敗してしまったことがある。

「相手のメッセージには<お金を支払います>と書いてあったのですが、当日私からタクシー代が欲しいと男性に切り出せず、そのまま解散してしまいました。初対面の男性を前にして、金銭の要求をするのはやはりハードルが高いです。事前にメールで、<お金はお会いした時にすぐにいただけますか?>と伝えておき、金額も合意しておいた方がいいですね」

◆いざとなったら抱かれてもよいか考慮せよ

 初回はタクシー代という名目で金銭を2万円受け取っているが、2回目以降は洋服代や美容院代と名目を増やす形で提案をし、合意した男性のみと再び会う。現在は2時間ほどの食事で5万円以上もらえることを条件に男性と会っている。何人かのパパ候補と会った圭子さんは、その中から一人の30代経営者を選び、継続・安定的な関係を築く予定だという。

「ある程度絞り込んだ後、最終的な決定打になるのは抱かれることができるかどうか。結局、いつかはそうなることも想定しておいたほうがよいです。となると、清潔感や常識がある人を選んでおくのをおすすめします」

 女性目線で見たパパ活は、自分の営業活動でありパパの採用活動でもある。突き詰めれば、仕事のスキルを活用した大いなるプロジェクトと言えるかもしれない。

【出会い系サイトでパパを見つけるためのポイント】
1:パパ希望である目的を明確に書く、顔写真は必須
2:エンコー目的は無視、おカネを払う男だけに返信
3:プロフ文章で相手のフィルタリングを
4:会ったらおカネは前払いで
5:いざとなったら抱かれてもよい相手を選ぶ

<取材・文/日刊SPA!取材班>