星野リゾート、スーパーポテト設計による新温泉旅館を来春開業へ

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 星野リゾートが、静岡県伊東市に温泉旅館「星野リゾート 界 アンジン」を開業することを発表した。設計はスーパーポテト(SUPER POTATO)が担当。名称は、同所で日本初の西洋式帆船サン・ブエナ・ベントゥーラ号を造船した英国人航海士ウィリアム・アダムスから由来し、海や船旅をモチーフにしたアートな空間に仕上げるという。オープンは2017年4月13日を予定。 スーパーポテト設計による新温泉旅館開業への画像を拡大

 「星野リゾート 界 アンジン」はJR伊東線伊東駅から徒歩15分のエリアに立地。面積は約1,640平方メートルで、地上8階建てとなる。45室を用意する客室「按針みなとの間」ではオーシャンビューが楽しめるほか、舵や櫂などの古材を用いたアートワークを配置。最上階には太平洋を一望できる露天風呂と、船の甲板をモチーフにした展望デッキ「サンブエナデッキ」を設置する。食事では海の幸を楽しめる和会席を提供。料金は一人あたり2万7,000円から想定している。 徒歩圏内に同じ界ブランドの「星野リゾート 界 伊東」があることから、設計やコンセプトにおいて「違った良さを演出することが課題だった」(星野リゾート 星野佳路代表)といい、スーパーポテトにデザインを依頼。スーパーポテトの杉本貴志代表は、「最初のデザインの仕事が『星野温泉』の看板だったので、不思議な縁を感じた」と話している。「デザインを難しく考えずに、普段の暮らしのなかでときめくものや、発見できる楽しさ・面白さを反映したい」という考えから、星野リゾート 界 アンジンでは旅館全体にマリンアンティークを取り入れたアート空間に仕上げる計画だ。 温泉旅館ブランド「界」は、「星野リゾート 界 アンジン」を含めると全14施設。星野代表は「国内では『界』に注力したい」と話し、今後は有名温泉地を中心に30施設まで拡大を図る。グループとしての取り組みでは、山口県長門市から「長門湯本温泉マスタープラン」の策定を受託。「全国温泉ランキングTOP10」に入ることを目標に掲げ、魅力的な温泉街を形成するとともに「界」の出店を予定している。また、「星のや」ブランド海外1軒目となる「星のやバリ」が2017年1月20日にオープンすることが決定。この他、沖縄本島に新施設の建設を計画しているという。■星野リゾート 界 アンジン住所:静岡県伊東市渚町5-12TEL:0570-073-011(界予約センター)公式サイト