現在も火星で孤独に探査を続ける「キュリオシティ」。その頂上に備え付けられたカメラから、新たな360度画像が到着しました。
 


 
今回の画像は、キュリオシティが撮影した60枚の画像をつなぎ合わせたものです。撮影箇所はQuelaと呼ばれる場所で、撮影日は9月17日と9月20日。この場所はシャープ山麓にある5kmほどの小丘となっています。
 
Quelaは180メートルほどの岩石の層の中腹に位置しており、周囲の地形は数十億年前には水を湛えていたものと考えられます。しかし、その水はおそらく数千万年の間に失われてしまったようです。画像でも、赤く焼け付いたいわゆる「火星っぽい」光景が確認できます。果たしてこんな場所に、人類が移住する日はくるのでしょうか?
 
なお、キュリオシティは今後このQuelaやそれを取り囲むMurrayという地形を調査する予定です。また、今後はESA(欧州宇宙機関)やロシアによる探査計画「エクソマーズ」、そしてキュリオシティの後継機となる「Mars 2020」も火星にやってきます。
 
生命の存在した(あるいはする)痕跡を探し続けたキュリオシティですが、今後も人類を火星に惹きつけてくれるような貴重なニュースを届けてくれることを期待したいですね。
 
Image Credit: NASA
■Curiosity Rover Snaps Amazing Selfie on Mars Mountain (Photo)
http://www.space.com/34291-cmars-rover-curiosity-selfie-mount-sharp.html?utm_source=rss&utm_medium=rss