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世界文化社はこのほど、高齢者介護をサポートするレクリエーション情報誌『レクリエ』から、特別号「まるごと一冊 認知症レク&ケア大特集」(1,900円・税込)を発売した。

同誌では、介護者が知りたい認知症レク&ケアについて特集している。「認知症の人と楽しむ制作」「進め方がわかる! アクティビティ・ケア」のほか、音楽療法の現場レポートも掲載。園芸療法や認知症ケアのための環境づくり、回想法、認知症の人にとって塗りやすいぬり絵など、認知症介護のための情報を豊富に盛り込んだ。

また、認知症の「BPSD」の対応についても特集した。BPSDとは、「Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia」の略で、行動・心理状態のことを指す。認知症の「BPSD」は、認知症の人すべてに現れる症状ではなく、周囲の人の対応が適切でなかったり、環境が適合していなかったりすると引き起こされるという。

症状もさまざまで、「ものを取られた」「夫が浮気している」などと思い込んでしまう「妄想」、見えるはずのないものや聞こえるはずのない音の存在を訴える「幻覚」、攻撃性が抑えられなくなる「暴言・暴力」、入浴や食事などをしたがらない、施設から帰りたいと言って歩き回る「帰宅願望」や「徘徊(はいかい)」などがある。

BPSDに共通しているのは、本人が何らかの「いらだち」や「不快感」を抱いているということだという。その原因が何なのかをきちんと把握することで「どのようにすれば"予防"できるか」も明らかになる。

同誌では、BPSDの発生には、介護者のかかわり方が大きく影響するとして、どのようなことを心がけて接すればよいかなど、抑えておくべきポイントを紹介している。

(フォルサ)