運営に解散命令で「ミス慶應コンテスト」中止

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慶応大学は10月4日、「ミス慶應コンテスト」を企画・運営する慶應義塾広告学研究会の懇親会で未成年者の飲酒行為があったとして、同研究会の解散を命じた。これにより、開催を予定していた「ミス慶應コンテスト2016」は中止が決定。公式サイトでは、ファイナリストたちのコメントが掲載されている。

同大学は、塾長名義で出された10月4日付けの告示で、「当該団体は平成二十八年九月二日、活動の一環で滞在していた宿泊先にて懇親会を催し、複数の未成年者が飲酒に及びました。その場において、互いを指名して飲酒するよう囃し立てる、或いはゲームの勝敗により酒を呷る等の危険な行為があったことが確認されています。法を犯し、自他を危険に曝した行動に対し深い失望の念を禁じ得ません」と解散を命じた理由を説明。

また、「飲酒に関して日頃から会員への適切な指導が行われていた形跡は認められず、今般の懇親会においても、公認申請の際に自ら定めて届け出た『飲酒事故対策』は一顧だにされませんでした。これは公認学生団体としての適格性を著しく欠くものです」「当該団体にあっては過去にも問題を繰り返し惹起しており、大学はその都度指導に当たってきました。しかしながら今般の事態に及んで、団体の体質、運営実態が極めて不適当であることは明白であり、事案の重大性とこれまでの指導の経緯に鑑み、冒頭の措置(解散)を取ることとしました」と続けている。

こうした事態を受け、同研究会は「ミス慶應コンテスト2016」に謝罪文を掲載。「例年、本コンテストを企画・運営し、多くの反響を頂き活動しておりましたが、ご期待を裏切るこのような不祥事が発生しました事を団体として深く反省しております。ご協力ご支援いただいた関係者の皆様、日頃から応援いただいたファンの皆様、そして現在活動しているファイナリストの6名に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、お詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」とつづっている。

突然の「ミス慶應コンテスト2016」中止という事態には、ファイナリストに選ばれていた6人も困惑。「ミス慶應2016がこんな最後になってしまいフィナーレを迎えることができず残念です」(岩田絵里奈)、「この件の話を聞いた時には、頭が真っ白になり、只々涙が溢れるばかりでした。これからプロジェクトが公開され、フィナーレに向かって最後の追い込みだったのに、、、最後までやりたかったのに、、、無念で仕方がないです」(伊集院ほのか)、「このような形でコンテストが中止になることが腑に落ちませんし、怒りがこみ上げてきます」(渡邊渚)、「もしかしたら可能性があったかもしれないグランプリや準グランプリがなくなってしまったことも、もちろん悔しいし、悲しいです」(高橋茉莉)、「このような形でミス慶應コンテスト2016としての自分が終わってしまうこと、とても悔しく、残念に思います」(喜多川あゆ)、「遣る瀬無さ、悔しさ、悲しさなど、複雑な思いが溢れている状況です」(渡邉麻美子)と、それぞれ無念さを滲ませている。

「ミス慶應コンテスト」は“女子アナの登竜門”とも呼ばれ、元フジテレビの中野美奈子、日本テレビの鈴江奈々、元TBSの青木裕子、テレビ朝日の竹内由恵、TBSの宇内梨沙らを輩出している。