写真提供:マイナビニュース

写真拡大

●人と親密な関係を目指して進化したORIZURU
2016年10月4〜7日にかけて千葉県・幕張メッセにて開催されているCPS/IoT Exhibition「CEATEC JAPAN 2016」にてロームは、前回のCEATECで衝撃的なデビューを果たした空飛ぶ折り鶴「ORIZURU」を進化型のデモや、およそ60件ほどの応募があった「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の優秀作品のデモなどを行っている。

今回のORIZURUは、前回の小型マイコンボード「Lazurite Fly」からさらに軽量化したモデルを搭載。これにより、2.7gから2.1gへと、0.6gの軽量化を実現。その代わりに、飛行性能の向上やホバリング性能の付与を目的に、形状の改良や尾翼へのテールロータの搭載などが施されている。形状もさることならが、最大の改良ポイントは、従来モデルではプロポでコントロールするしかなかったのが、操縦者のジェスチャに合わせて、上昇、下降、左右への移動、ホバリングといったことを可能にした点。同社では、「ORIZURUと人の、より親密な関係を構築することを目的に搭載した」と、説明している。

●集中力でクリアする体感型ゲームも設置
このほか、同社ブースでは、世界最小クラスのチップ抵抗器やダイオードの展示や、SiCトレンチMOS搭載5kWインバータ(ちなみに同社は、VenturiフォーミュラEチームのオフィシャル・テクノロジー・パートナーとしてSiCデバイスを提供している)、20VまでのUSB PDに対応する昇降圧充電制御ICなどを展示しているほか、体験できるデモとして、自社デバイスを活用した自動車の運転席(フルHDのインスツルメンツパネルやハイレゾ対応シート、キーレスエントリなどを体験することができる)、光学式脈波センサと10軸モーションモジュールを組み合わせて、集中力と運動能力のテストができる「Pulse Launcher Unit」(銃型デバイスを持ち、画面の機体を操作し、ターゲットを破壊していくゲーム)などもあり、半導体やセンサ技術をよく知らない人でも、その性能を感じることができるようになっている。

なお、ORIZURUのデモは1日あたり6回ほど実施されるが、初回の10時15分からは全日変わりはないが、ほかの時間は微妙に開始時刻が異なる場合があるので、見たい人はブースにステージスケジュールが提示されているので、そちらをチェックしたほうが良いだろう。

(小林行雄)