“日本一のおんせん県おおいた”と言われる大分県。

別府温泉や湯布院温泉は非常に魅力的な温泉地ですが、「ところで、大分県って温泉以外にどんな見どころがあるの?」「温泉以外の観光スポットは?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

そんな方にぜひおすすめしたい観光スポットが、大分県立美術館 OPAM(オーパム)。2015年4月に大分市中心部にオープンした新しい美術館です。

建物正面にある「OPAM」のシンボルマークは、大分県立美術館の欧文表記「Oita Prefectural Art Museum」の頭文字O・P・A・Mを用いた愛称「OPAM」(オーパム)を造形化したもの。

「O」は太陽を彷彿とさせる円のフォルムに、「A」は天に延びるような長体にし、マークに動きを取り入れることで、同舘の特徴である「可変性」「拡張性」「多様性」をあらわしているそうです。

スタイリッシュでありながらどことなく温もりの感じられる書体で、一度見ると不思議と印象に残ります。

建物の設計を手掛けたのは、建築家・坂 茂(ばん しげる)さん。この美術館は、2015年1月24日、日本の現代建築を代表する優秀な建築作品に与えられる賞、「2015年度JIA日本建築大賞」に選定されました。

外から中の様子がわかるガラス張りのアトリウムには、大きなフリースペースが設けられています。

さっそくエントランスをくぐって、建物の中に入ってみましょう。

最初に目に飛び込んでくるのは、オランダのデザイナー、マルセル・ワンダースのユーラシアン・ガーデン・スピリット。大きな細長い卵のような物体に描かれた花々が、広い空間に個性的な彩りを添えています。

ユーラシアン・ガーデン・スピリットに囲まれるように配置されているのがミュージアムショップ。

美術館ならではのセンスのよい小物や、文房具が並べられているので、眺めているだけでも楽しいです。

自分用の大分旅行の記念に、あるいはお土産としても喜ばれそうですね。

1階の道路に面したアトリウムには、日本のテキスタイルデザイナー、須藤玲子氏による「水分峠の水草」が設置されています。日が落ちると柔らかな光が灯り、昼間とはまた違った建物の姿を浮かび上がらせます。

天井からつるされているパネルは、ミヤマケイ氏による「大分観光壁」。大分大和絵巻や切子灯篭の現代版依代など、大分の文化風土をテーマにした大型のインスタレーションが展開されています。

2階には、体験学習室、アトリエ、情報コーナー、カフェがあり、休憩をしながら数々の作品に触れることができます。

3階には、空に開かれたOPAMの透明な中庭、天庭(あまにわ)には展示されているのは、現代工芸作家3名(徳丸鏡子氏、磯崎真理子氏、高橋禎彦氏)の作品。

コレクション展、企画展などは観覧料が必要ですが、それ以外の大部分のスペースは無料でゆっくり見てまわることのできる大分県立美術館OPAM(オーパム)。

これまでに紹介したもの以外にも、「豊後南画」をはじめとする大分の近代美術、福田平八郎らの大分の近代日本画、片多徳郎ら具象派の大分の洋画、大分の工芸、彫刻などさまざまなものが展示されています。

JR大分駅から徒歩約10分、市内中心部にほど近い便利な立地なので、大分を訪れたらぜひ足を運んでみてください。子連れの家族旅行、カップルでの旅行、一人旅、どんな方にもおすすめの観光スポットです。

きっと、「温泉以外にもこんな見どころがあったのか!」と大分の新たな魅力を発見できることでしょう。

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名称 大分県立美術館 OPAM
住所 大分県大分市寿町2番1号
電話 097-533-4500

開館時間 10:00-19:00(入館は18:30まで)
     金・土曜日20:00まで(入館は19:30まで)

休館日 原則無休(館内点検等による臨時休舘を除く)

入館料は無料ですが、コレクション展については観覧料 一般300円、高校生200円が必要。
(中学生以下は無料。/20名以上は団体割引あり/企画展は別料金)