放し飼いで起こる事故、危険性

私の知人の話です。
ある時、放し飼いにしていた愛犬が突然何も食べなくなり、激しく嘔吐しました。すぐ病院に行くと、先生から誤食の可能性があると言われたそうです。

部屋に多少イタズラの痕跡があり、思い当たるものはいろいろあるものの、結局特定できず、レントゲンにも何も写りません。

原因不明のまま1週間入院し、幸いにも完治しました。しかし当然、先生からはきつくお叱りを受けたそうです。

このように、放し飼いでの事故は目を離した隙に命に関わるような重大なことになる場合もあります。

また、突然の来客や災害時など、非常事態の時にいきなりケージやクレートに入れなくてはならない時、わんちゃんにとっても大変なストレスになってしまいます。

特に近年、地震に限らず予想できない大きな災害にみまわれることがあります。
もしものためにも、ケージ飼いを取り入れ、わんちゃんの飼育環境を見直してみませんか?

ケージ飼いのメリットとデメリット

ケージ飼いのメリットは、なんといってもわんちゃんを安全に飼えることです。
具体的には、ケージ飼いであれば目の届く所で管理できるので誤飲などの事故や、突然の来客にもケージで対応できます。
旅行や動物病院などの移動にも、折り畳みケージとハウスコマンドですんなりストレスなく過ごすことができます。

デメリットは、ケージ飼いのためのスペース確保をしなくてはならないことと、衛生管理でしょう。
やはり臭いや抜け毛、トイレなどは清潔にしなくてはならないので、デメリットと言えるかもしれません。

ケージに慣らすためのコツ

子犬ならば、ケージ飼いを前提に飼い始めからケージを用意して生活するのが一番ですが、成犬から慣らすのであれば少しコツがいります。

ケージ飼いのしつけでやりがちですが、いきなりケージに入れて扉を閉めたりするのはやめてください。ケージが嫌いになるとしつけが難しくなります。

ケージの扉を開けたままにして、わんちゃんが興味を持つまで待ちます。
中に入ったらほめて、扉を開けたままでおやつをあげます。その後はわんちゃんが入ったら「ハウス」と言っておやつをあげ、ほめてあげてください。

好きなおもちゃを取りに中に入ったり、ごはんを中で食べられたらしめたものです。
ケージ飼いのしつけでは「ハウス」のコマンドで自然にケージに入れるよう、根気よくほめてあげてください。

ケージの選び方

ケージの選び方は、わんちゃんのサイズや生活環境で様々です。
我が家の場合は、チワワの場合は布製の折り畳みケージ、他2匹は中型に近い小型犬なので、それぞれトイレを設置できるものを使ってケージ飼いをしています。
中型犬以上なら、木製ケージのほうが頑丈で安全ですね。

我が家はトイレを中にしていますが、子犬の頃からこのレイアウトなので落ち着くようです。
トイレに関してはケージの中にいれないほうが上手くできるわんちゃんもいますから、設置の際にはわんちゃんの様子を見てあげてください。

みんなに聞いてみた!「愛犬のケージのしつけってどうやったの?」

「ケージ飼いのしつけ」について、みなさんの意見を集めました!

女性 40代

とにかく最初が肝心!コツとしては、飼い主さん自身がしっかりメリハリをつけること、そして愛犬がケージ内を好きになれる(安心できる)環境づくりです。

ケージに入れると「出せ!出せ!」と大騒ぎするからといって相手をしてはいけません。
ケージから出すにしても、「おしっこをしたから」「遊んでいい時間だから」と理由付けをすること。特に、パピーの間はこの理由付けが重要です。

また、食事やオヤツはケージ内(ハウス)で与えるのも有効な手です。

女性 20代

犬をゲージ飼いするコツは、そのワンちゃんに合ったゲージを選ぶことです。

今はトイレのスペースのあるゲージがあったり、狭いゲージもあったりいろんな種類があります。
よく言われるのは、お留守番時に不安になりやすい子はゲージを狭めにする。お留守番中にゲージの中でウンチをして踏んでグチャグチャになってしまう…そんな子には広めのゲージを選んであげるといいと思います。

どうしてもゲージの中でトイレをして欲しくないのなら、犬が回れないくらいのスペースのゲージを選ぶといいでしょう。

私も愛犬がどのサイズが一番落ち着くのかわからなくていろんなタイプのゲージを買いました。でも、愛犬にとってはゲージは安心できる「ハウス」になる場所です。出来れば相性のいいものを選んであげてくださいね。

女性 40代

ケージに慣らすには、家族の一員になったその日から、始めることが大切だと思います。

まず、飼い主さんの意識としては、ワンちゃんの『お仕置き部屋』ではなく『安全で安心出来る場所』という考え方を持つことからスタートだと思います。
よく「動けなくて狭くて可哀想なんじゃないか?」と、やたらとケージに入れることを嫌煙する飼い主さんがおりますが、ワンちゃんのことをわかっていません。

“犬”は元々、穴ぐらなどで暮らしていましたので、ケージのような、狭くて囲われた場所は、外敵にも襲われる心配がなく、安心して身を休められる場所として、好んできました。ですので、我が家もリビングのソファーで寝ればいいのにと思いきや、自分の狭いケージにわざわざ入って寝ています。

悪い事をしたり、粗相をした時などに、人間側の感情に任せて、お仕置き的にケージに閉じ込めるようなことをしてしまえば、必然的にケージは自由が奪われたり、ガミガミ怒られる場所という意識が強く残る為、嫌いになり、近寄りたがらなくなります。

ケージにすんなり入れれば、緊急時の輸送や、預けなくてはいけない時、近年多くの災害などが発生したときの避難生活など、とても役にたち、ワンちゃん達のストレスも、いつものケージの中で過ごせることで、半減してあげられます。

この様に、ケージ大好きワンコに育ててあげられたら、初めてケージが無くても落ち着いて、お利口に出来るトレーニングをするべきです。
要するに、どちらでも、状況に応じて、ケージに入れたりフリーでいられたりできたら、最高に良い関係が築けていると言えます!

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犬を飼い始めてから犬がトイレを覚え、イタズラもしなくなってきた頃、飼い主さんは悩むのではないでしょうか。ケージ飼いにするか否か。

わが家の2歳の柴犬は、お留守番と夜眠るときはケージ内です。
ケージは場所を取るので、室内フリーで飼いたいという飼い主の密かな願望もあったりするのですが、ケージは愛犬が安らげる場所のようなのでケージ飼いにしています。

なぜ、愛犬にとってケージが安らげる場所になったのか。わが家では、『ケージ=嫌な場所』という印象を与えたくなかったので、愛犬が悪さをしたときに罰としてケージへ閉じ込めるのは控えました。また、愛犬がケージ内にいるときは、一切手出しをせずに放っておくようにしました。ケージ内が愛犬だけの空間になるように。

愛犬にとってケージが安らげる場所になった今では、おやつや新しいおもちゃを誰にも邪魔されずに堪能したいときは、ケージに自分から入っていきます。そして夜、家族が寝る準備をし始めると、これまた自分からケージへ入ります。

しかし、長時間のケージ内でのお留守番は退屈してしまうようなので、おやつを詰めて凍らせたコングが必須アイテムです。ほとんどわたしが在宅しているので、長時間のお留守番は滅多にありませんが。

場所を取るとはいえ、ケージ飼いのほうが、犬にとっても飼い主にとっても安心だったり便利だったりメリットのほうが多い気がするので、わが家はこれからもケージ飼いだと思います。

女性 40代

犬は元々、巣穴を作って暮らす動物。自分のスペースでリラックスしてもらうための物と考えてみてはいかがでしょう?我が家では次のような工夫をしてリラックスできる空間を作ってあげています♪

ケージ内にはベッドを入れてあげる

ケージにも色々ありますが、まず必要なのはベッド。そこでノンビリ休めるんだよという事を覚えてもらうのに必要です。犬でもその子によってベッドも好みがあります。上にのるのが好きな子、潜るのが好きな子、完全に潜るのでは無くて外が見渡せるようになるベッドが好きな子。家のミニピン三姉妹は皆潜るのが好きなので、潜り布団を置いてます。

水入れ・給水機はペットボトルタイプの物をチョイス

ケージ内に床置きタイプの水入れを置くと、動いた際にこぼして水浸し…って事になるのを防ぐために、ケージに取り付けるタイプの水入れがオススメです。
我が家ではペットショップでよく見る、ペットボトルを利用する2タイプの給水機を使っています。
ボールが付いてて、舐めることによって水が出てきて飲めるというもの、受け皿が付いててのんだ分がペットボトルから水が補充される物です。

噛み癖がある子、何でも噛みたい子犬には不向きかもしれません、受け皿をボロボロにされます。

トイレトレーニングのしつけはしっかりと

トイレトレーニングをする上でも、ケージに入れておいた方が良いと思います。ウンチをしたら、すぐに片付けないと、踏まれてケージ内がウンチだらけということにもなりかねないので要注意です。

色々な意見がありますがケージ内のトイレでしても、外で遊んでいる時に戻らずに外でしてしまうこともあるので、トイレトレーニングも兼ねて置いておく方が良いと思います。

ケージは安心できる場所と教える(ケージ誘導のしつけ)

ケージ=安心できる自分の部屋と認識してもらうにはオヤツをケージ内に置き、自分で入るようにします。入ったと同時に「ハウス」とコマンドを言います。ケージ内に入るといい物があるとの認識を持ってもらうためです。
次に以下の方法で試してみると有効だと思います。

オヤツを見せてハウスと言いながら、オヤツを持った手をケージの中に入れる。ケージに入ったら、オヤツをあげる。出来るようになってきたら、「ハウス」のコマンドだけでケージに戻るように訓練です。

「ハウス」のコマンドで戻ったら、褒めてからオヤツをあげます。これを繰り返すうちにオヤツがなくても戻ります。
ただ、必ず褒めてからオヤツにしないと、オヤツの食い逃げになってしまうので要注意です。

まとめ 〜我が家の場合〜

我が家では、子犬の頃からケージ飼いですが困ったことはありません。
むしろケージ飼いのお陰で皮膚病の時に隔離できたり、引っ越しの際にもケージで自分たちのスペースが確保されているので、慣れるのも非常に早かったです。

来客が来て、興奮することはあります(歓迎したくて)が、ケージにいればお客さんに迷惑はかかりません。散歩には欠かさず行きますし、室内遊びで満足したら、リラックスしてぐっすり眠ってくれます。

むしろ、疲れると自分からケージに入ってくれます。
わんちゃんにとっても、私にとってもケージ飼いは良い飼い方なのだと思っています。