長友にライバル出現? インテル、マンUの伊代表DFをレンタルで獲得か

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 日本代表DF長友佑都のインテルが、マンチェスター・Uに所属するイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンをレンタル移籍で獲得する可能性があるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道を引用し、イギリス紙『デイリーメール』が3日に報じている。

 ダルミアンは今シーズン、プレミアリーグ第7節終了時点で出場機会を得ていない。フットボールリーグ・カップ(EFLカップ)3回戦、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ2試合を含めた計10試合を終えたが、わずか1試合の出場にとどまっている。

 ジョゼ・モウリーニョ監督の下で出番を与えられていないダルミアン。今冬の移籍市場で母国イタリアへ復帰する可能性が高まっているようだ。

 報道によると、インテルはダルミアンを今冬の移籍市場でレンタル移籍で獲得すると伝えられている。そして今シーズン終了後、完全移籍へ移行するとも報じられた。

 なお同選手については、9月8日付のイタリア紙『トゥットスポルト』がユヴェントス移籍の可能性を報道。今回のインテルと同様に、完全移籍のオプションが付いたレンタル移籍が実現するのではないかと報じられていた。

 現在26歳のダルミアンは、昨年夏にトリノからマンチェスター・Uに1800万ユーロ(約20億6000万円)で移籍加入。昨シーズンのプレミアリーグでは28試合出場1ゴールを記録したが、今シーズンは思うように出場機会を得ていない。ただ、今月1日に発表されたイタリア代表メンバーには名を連ねるなど、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督からは高い評価を得ている。

 フランク・デ・ブール監督の下で出場機会に恵まれていない長友にとって、ダルミアンの加入が決まった場合にはさらなる試練が訪れることとなる。今後の動向に注目が集まる。