メタボに朗報!? 内臓脂肪に効くヨーグルトを自宅で作れます

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ここ数年、機能性ヨーグルトが注目されていますね。「免疫力の向上」や「内臓脂肪の蓄積抑制」など、その効能はさまざま。スーパーのヨーグルトコーナーには機能性ヨーグルトがずらりと並び、今や当たり前のように売られています。

わが家では、最近、夫が人間ドックでまさかの「高コレステロール」と診断され(見た目は痩せ型なので内臓脂肪が多い隠れメタボでした)、なにかよい改善方法はないかと、機能性ヨーグルトを習慣的に食べるようになりました。しかしこれ、習慣となるとなかなかコストがかかるんですよね。

商品によって異なりますが、スーパーでの販売価格は100〜120g程度の1カップ=1個120〜130円が相場。これを夫婦で消費すると(1個130円として)、1日260円。毎日1個ずつ、30日間食べると合計7800円。1年間続けると……総額9万3600円! ヨーグルト代、高すぎ……!

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■えっ? ヨーグルトがカンタンに作れるの?

 

そんなわけでいろいろ調べてみた結果、ヨーグルトメーカーなるものがあることを知りました。タニカ電器から発売されているヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」です。自宅で機能性ヨーグルトが増やせたら、節約にもなるのでは? と、期待に胸が膨らみ、実際に試してみることにしました。

ヨーグルティアS YS-01。4色ある中から、一番シンプルなホワイトを選択。価格は10,800円。 ヨーグルティアS YS-01。4色ある中から、一番シンプルなホワイトを選択。価格は1万800円

この「ヨーグルティア」は、種菌となるヨーグルト(市販のヨーグルト)と牛乳があれば、自宅でヨーグルトが作れるというすぐれもの。とてもシンプルな構造で、直径16cm程度、重さ760gという収納に困らないコンパクトさも気に入りました。

■とにかく作ってみよう!

▲〕儖佞垢襪里狼’柔ヨーグルト1カップと牛乳1本。牛乳は「明治 おいしい牛乳」を。ヨーグルトは《1073R-1乳酸菌》という菌が配合された「明治 プロビオヨーグルトR-1」を使用しました。「R-1」は免疫力アップや、インフルエンザ予防、花粉症の改善などに効果があると言われ、一時期話題にもなったヨーグルトです。

 

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▲⇒憧錣肋弾任靴討ら使います。内容器に少量の水を入れ、内ぶた、付属のスプーンと一緒に電子レンジで加熱。(電子レンジでOKというのが手軽でいい!)

 

▲消毒した容器に牛乳100〜200mlを入れ、種菌となるヨーグルト1カップを加えて溶かします。

 

▲せ弔蠅竜軻を入れ、均一になるようにまぜまぜ……。(説明書には牛乳1000mlに対して種菌100gと書いてありましたが、実際に入れたのは種菌1カップ112g+1000mlの目盛りまで牛乳、と結構アバウトです)

 

▲ネ憧錣貌發佞燭鬚呂瓠△気蕕房茲端衂佞のふたをして、本体にイン。ふたをして、温度とタイマーを設定します。目安として、市販のヨーグルトは温度が40℃、設定時間は7時間です。

 

▲Γ兄間後、ふたを開けると固まっています。完成!

 

■意外と食べやすい!毎日いける!

 

種菌の「R-1」よりはやわらかめですが、ちゃんとヨーグルトになっていました。2時間冷蔵庫に入れると、さらにしっかり固まって、全体をよく混ぜるともっちりした食感に。種菌に使ったヨーグルトは加糖タイプですが、牛乳で薄まるので甘さはなくなります。バナナやキウイなどフルーツにかけて食べると甘みが加わってより美味しかったです。酸味も少なく、食べやすい味でした。

■どんなヨーグルトでも作れるの?

「R-1」で試した結果は大成功でしたが、ほかのヨーグルトではどうでしょう?
タニカ電器の担当者さんに問い合わせてみると、一部の牛乳やヨーグルトでは仕上がらないこともあるそう。その一例がこちら。

【向かないヨーグルト】
・ヨーグルトの添加物に「ゼラチン・寒天」等の凝固剤が含まれているもの
・くだものの果実や果肉で味付けされているもの

【向かない牛乳】
・種類別名称が「低温殺菌(パスチャライズ)」の牛乳

担当者さん曰く「牛乳は製品による成分の違いがほぼ存在しないので基準のご案内は難しいですが、ヨーグルトが固まるためには一定以上のたんぱく質と炭水化物が必須です。その2つが大きく不足している低脂肪牛乳やフルーツ牛乳等の加工乳はまったく固まらない(もしくは固まりきらない)状態になります」とのこと。

流通が多く、手に入りやすいブランドだと「明治 おいしい牛乳」と「森永 おいしい牛乳」が失敗が少なくおすすめだそうです。

タニカの公式サイトには、90種類以上のヨーグルトで試作した報告書がまとめられているので、ヨーグルト作りの参考に!実験のようで、見るだけでもおもしろいです。

■ほかのヨーグルトでも試してみた!

 

種菌を変えて作ってみました。牛乳は、同じく「明治 おいしい牛乳」を使用しています。スーパーでもよく見かける2つのヨーグルトで作ってみると……。

▼商品名
「明治プロビオヨーグルト LG21」

▼配合されている菌
LG乳酸菌

▼菌の特徴と期待できる効果
明治の保有する約2,500種類以上の乳酸菌の中から発見された、おなかに優しい菌のこと。従来の乳酸菌よりも、胃で生き残る力が強いという特徴があるそう。腸内細菌叢のバランスを整えて、お腹を健康に保ちます。定期間継続して取り続けることで、ピロリ菌数の低下や、ピロリ菌による胃粘膜の炎症改善効果があると話題にもなりました。(参考:明治公式サイト)

▼ヨーグルトメーカーで作ってみた感想
ほどよく酸味もあり、一般的なヨーグルトのイメージに近いものができました。写真だとゆるそうに見えますですが、結構しっかり固まっています。

▼商品名
「雪印メグミルク 恵megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」

▼配合されている菌
ガセリ菌SP株

▼菌の特徴と期待できる効果
「内蔵脂肪を減らす」がキャッチコピーの、脂肪ゼロ・砂糖不使用の生活習慣ヨーグルト。1日1個(カップ)、12週間の摂取で内蔵脂肪の減少があったという結果報告も公式サイトに掲載されています。高コレステロールのメタボ対策にはぴったりのヨーグルトです。(参考:雪印メグミルク公式サイト)

▼ヨーグルトメーカーで作ってみた感想
事前にタニカの担当者さんに「ガセリ菌SP株は若干固まりが弱い」と教えてもらったのですが、ちゃんと固まりました。食感はつるん、ぷるん。もったりクリーミーな感じで、かなり特徴的です。酸味がまったくといっていいほどないので酸っぱめヨーグルトが苦手な人にはおすすめ。

■ヨーグルト作りを1カ月続けてみた結果

できたヨーグルトを種菌にする”植え継ぎ”も可能 できたヨーグルトを種菌にする”植え継ぎ”も可能

手軽に作れて、失敗もないので、1カ月のヨーグルト習慣を無理なく続けることができました。寝る前にセットすれば、朝起きたときにはヨーグルトができています。いろいろなヨーグルトで試してみましたが、どれも味に際立ったクセが出ず、おいしく食べられたことが続けられた理由だと思います。

最初の頃は毎回新しいヨーグルトを用意していましたが、自分で増やしたヨーグルトを種菌として作っても上手くできたので(植え継ぎというようです)、新しいヨーグルトを買い忘れたときも助かりました。

そして、期待していた節約の点ではどうでしょう?

「明治 おいしい牛乳」は1本230〜250円が相場です。夫婦で1日に100g(約100ml)ずつ食べると、5日で1000mlを食べきる計算に。30日食べるためには牛乳6本必要なので、(牛乳1本250円、ヨーグルト130円として)1カ月の合計が2280円。これを1年間続けると、2万7360円!

冒頭でも書いたように、毎日ヨーグルトを買ったとすると年間9万円以上かかることを考えれば、電気代を差し引いてもかなりの節約になるのがわかります。

健康のために、簡単にできるヨーグルト生活習慣。わが家ではこのヨーグルトメーカーのおかげで、まだまだ継続できそうです。

 

タニカ電器「ヨーグルティア」>>http://www.tanica.jp

 

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(取材・文/大野麻里)

おおのまり/エディター・ライター おおのまり/エディター・ライター

美術大学卒業後、出版社勤務を経て2006年よりフリーランス。雑誌や書籍、広告、ウェブなどで企画・編集・執筆を手がけている。得意ジャンルは住まいやインテリアなどの暮らしまわり、旅行、デザイン関係など。シンプルで機能的なものが好き。働く主婦の目線で執筆。