女性に多い貧血ですが、じつは5人に1人が貧血予備軍になっているそうです。とくに排卵日に貧血を起こしやすかったり、月経時には起きあがれないという人まで。どうにか改善できないものでしょうか?

女性に貧血が多い理由

女性に貧血が多い理由のひとつとして、ホルモンが関係してきます。女性ホルモンは男性ホルモンにくらべ、血液を生成させるための指令が活発ではありません。そのため、男性に貧血気味の人が少ないのです。
女性は男性ホルモンがもともと少ないので、排卵日や月経時に貧血が起こりやすいのは仕方のないことかもしれません……。しかし、原因を知っておくと対処をしやすいので、ホルモンバランスの状態は常に管理しておくとよいかもしれません。

酸欠状態かもしれない!?

じつは、貧血による症状は酸欠が原因といわれています。体内に鉄分が不足して鉄分欠乏症になると酸素の供給も減少してしまいます。体内に酸素が運ばれないことで頭痛が起きたり吐き気があったりとさまざまな症状が出てきます。もし下記の症状が出てきたら酸欠かもしれません。

1: 立ちくらみやめまいがある → 脳がすでに酸欠状態
2: 息切れや動機がする → 心臓が酸欠状態
3: 首まわりがこったり疲れを感じる → 筋肉が酸欠状態

貧血予防には鉄分は不可欠

体内の血液が少なくなり酸素が体内にまわらなくなる……その負のループにおちいる前に、予防しておくことが必要です。貧血っぽいかも、となる前に鉄分を普段から多めに摂取しておきましょう。
鉄分を補給するには自炊が効率的です。マグロやカツオにはヘム鉄と言われる体内への吸収がいい鉄が含まれているので、とてもオススメです。もちろんプルーンやホウレンソウといった家計にも優しい食材も、日々の食生活にとり入れていきましょう。植物性からとれる鉄は非ヘム鉄になるので、鉄の吸収をよくするビタミンCと一緒にとるといいです。
また、よくサプリメントなどで補う方も多いのですが、医療において鉄欠乏症の人が処方される鉄の含有量は、日本で販売されている市販のサプリメントの20倍以上にもなります。もし重度の貧血を感じるようなら病院で診察を受けましょう。

貧血になったら温かくしてゆったり過ごす

朝起きたらクラっ……電車のなかでクラっ……すでに貧血になってしまったら、あまり無理をしてしまうと大変です。貧血で倒れると頭を打撲したり、まわりにも迷惑をかけることになります。貧血かも? と感じたらゆっくりと身体を休めてあげることが大切です。
首やウエストまわり、足首といった洋服で締め付けられやすい部分にゆとりを持たせ、上着や毛布などで体を温めて血流をよくしてあげましょう。なるべく足を高くして横になるととても楽になります。
少しよくなったと思って無理をするとまたクラっとくることがあるので、数時間は安静にすることをオススメします。