業績の上方修正を発表しそうな銘柄に“先回り投資”! 第1四半期の決算で進捗率&営業利益率が高く、 上方修正で株価急騰が期待できる好業績10銘柄を公開

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 2017年3月期の第1四半期の決算内容から、進捗率が好調で、かつ前年同期比で営業利益率も高く、業績の上方修正が期待できる10銘柄を公開!

 個人投資家の注目は10月中旬から始まる中間決算へと移りつつあるが、中間決算での上方修正株を探すには、やはり第1四半期決算の内容をもう一度しっかりと確認しておく必要がある。そこで、今発売中のダイヤモンド・ザイ11月号の大特集「株で今儲ける20の方法」の中から上方修正に先回りして買いたい株を紹介しよう。

第1四半期の決算から「進捗率」が好調な銘柄を見つけて、
10月中旬以降の中間決算で上方修正が期待できる銘柄に先回り!

 上場企業が業績を上方修正すると、それまで割安に放置されていても、投資家の注目度が高まって株価が急騰するケースが多々ある。逆に言えば、「業績を上方修正しそうな銘柄」に先回りして投資しておけば、儲かる確率は高まるということ。しかし、どうすればそういう銘柄を見つけられるのか。

 8月下旬までに上場企業の65%を占める3月決算企業の第1四半期決算が発表され、3月決算企業全体の第1四半期の経常利益は、前年同期比で17%の減益という結果になっている。

 しかし、そんな中でも通期予想額に対して、4〜6月期の実績額がどれくらいの水準に達したかを示す営業利益の「進捗率」が非常に高い、業績が好調な「隠れ上方修正期待銘柄」があるのだ。

 日本企業の多くは、高い進捗率でも、第1四半期決算の時点で上方修正を発表することはほとんどない。いくら業績が好調でも、10月中旬から始まる中間決算までは、通期の業績予想の上方修正を控える傾向が強いのだ。

 ということは、第1四半期の決算をよく見て「隠れ上方修正期待銘柄」を見つけておけば、10月中旬以降の中間決算で上方修正を発表して株価が高騰する前に“先回り投資”ができる!

 そこで、今回は第1四半期の営業利益が前年同期比で伸びている銘柄の中から、さらに通期予想に対する「進捗率」が高い、おすすめの上方修正が期待できる10銘柄を紹介しよう!

■業績の上方修正が期待できる10銘柄はコレだ!
増益率 進捗率 PER PBR 詳細情報
 バンダイナムコホールディングス(7832)/【最低購入価額】29万円
18% 47% 18.0倍 1.99倍
バンダイナムコホールディングス(7832)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】スマホゲームでのヒット作を輩出、映像音楽プロデュース事業の好調で成長性の高さも示した。
 コーセー(4922)/【最低購入価額】97万円
26% 28% 26.5倍 3.75倍
コーセー(4922)  最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】主要ブランドの販売が好調。米タルト社の買収効果も。前期も上方修正は段階的に発表した。
 レンゴー(3941)/【最低購入価額】61万円
11% 29% 10.5倍 0.71倍
レンゴー(3941) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】段ボール・板紙・包装を展開。ネット通販向けで数量面が回復。さらに原油安もメリットに。
 森永製菓(2201)/【最低購入価額】83万円
86% 37% 20.5倍 3.03倍
森永製菓(2201) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】「ダース」「ミルクキャラメル」などの定番商品や、高ポリフェノールのお菓子が好調で大幅増益に。
 エム・エム・エス(2175)/【最低購入価額】22万円
32% 49% 32.2倍 10.24倍
エム・エム・エス(2175) ;最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】介護や看護分野の人材紹介は、まだまだ成長余地がある。今期は13期連続で増収増益となる見込み。
 ゼリア新薬工業(4559)/【最低購入価額】15万円
22% 36% 22.2倍 1.26倍
ゼリア新薬工業(4559) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】主力の「ヘパリーゼ」が認知度を高めながら販売増に。前期も中間決算後に通期予想を上方修正した。
 極楽湯(2340)/【最低購入価額】11万円
65% 73% 65.2倍 2.87倍
極楽湯(2342) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】中国上海店のフル寄与で、第1四半期は大幅増益に。中国での人気ぶりはメディアで取り上げられるほど。
 村上開明堂(7292)/【最低購入価額】17万円
5% 29% 5.1倍 0.46倍
村上開明堂(7292) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】ルームミラーにカメラモニターを搭載した電子ルームミラーを開発。国土交通省が「ミラーレス車」を解禁。
 三精テクノロジーズ(6357)/【最低購入価額】6万円
8% 32% 8.2 倍 0.46倍
三精テクノロジーズ(6357) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】国内外のテーマパーク向け遊戯機械や、コンサート向け舞台設備が好調に推移。配当利回りも3%超。
 フマキラー(4998)/【最低購入価額】63万円
16% 108% 16.1倍% 2.09倍
フマキラー(4998) 最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【コメント】海外販売が好調。ワンプッシュ式の次世代蚊取りや、天然成分でできた虫よけなどの新製品も利益増に貢献。
※株価は9月5日時点。「増益率」は第1四半期営業利益の前年同期比での伸び率。「進捗率」は通期予想の営業利益に対する第1四半期時点の進捗率。銘柄コメントはIMSアセットマネジメントの清水秀和さんと、マーケットコメンテーターの岡村友哉さん。

目立つのは高付加価値品、新製品が好調な銘柄。
独自の技術や製品を持つ企業が高い成長を達成できる!

 第1四半期の業績が好調だった銘柄には、電子ルームミラーを開発した村上開明堂(7292)や、肌にやさしい天然成分でできた虫よけを投入したフマキラー(4998)のように、高付加価値品や新製品が好調なケースが目に付く。

 今後についてもインフレ率が伸びず、国内消費の減退について懸念する声もあり、国内外ともに、厳しい環境が続く中では、勝ち組と負け組が明確に分かれる状況になる。

「内需、外需に関わらず、これといった強みがない企業が、上方修正をする見込みは薄い。その企業独自の技術や製品がある企業のみが業績が高い成長を達成することができるのです」(マーケットコメンテーター・岡村友哉さん)

 さらに、事業内容を見るとわかるように、他社製品では代替しにくい、製品やサービスを展開する銘柄が多い。

 エム・エム・エス(2175)やゼリア新薬工業(4559)などは、医療分野の中でも、特定の分野に特化し、その強みを最大化しながら、業績を伸ばしている。また、レンゴー(3941)は原油安の影響で、原材料費が下がっており、利益を伸ばしやすい環境だ。

 人気株のバンダイナムコホールディングス(7832)は、「ポケモンGO」の成功で注目されるキャラクターを使ったビジネスが好調で業績が急伸中だ。同様に知名度が高いコーセー(4922)は、すぐれたブランド戦略で高価格帯化粧品が好調で3期連続で最高益を達成、森永製菓(2201)は品目削減も功を奏し大幅増益見通しだ。

 10月中旬以降に発表される3月決算企業の中間決算で、これらの「隠れ上昇修正期待銘柄」の株価に注目しておこう!

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