2日、前瞻網によると、中国江蘇省南京市の地下鉄で高齢男性が席を譲らなかった若い女性に暴言を浴びせ続けるというトラブルが起きた。資料写真。

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2016年10月2日、前瞻網によると、中国江蘇省南京市の地下鉄で高齢男性が席を譲らなかった若い女性に暴言を浴びせ続けるというトラブルが起きた。これを受け、中国のネット上では「高齢者のマナーが悪くなったのか。それともマナーの悪い人間が年を取ったのか」という論争が再び巻き起こっている。

事故を目撃した人の話によると、地下鉄3号線の新庄駅から乗車した男性は誰からも席を譲られなかったことに腹を立て、1人の若い女性に暴言を吐き始めた。持っていたつえで床を突くなどし、驚いた周囲の人が席を譲ろうとしたが男性は暴言をやめなかった。当初、女性は男性が乗って来たことに気付いておらず、男性も「席を譲ってくれませんか」と声を掛けなかったという。女性は結局、3駅過ぎたところで泣きながら下車した。

中国ではこれまでも高齢者の乗車マナーの悪さがたびたび問題視されており、「もともとマナーの悪い人間が年を取っただけ」という意見も繰り返し出された。その理由は「高齢者が過ごしてきた時代は今より環境が劣っていたから民度が低いのはある意味正常」。しかし、この一方で「独居問題など今の高齢者は孤独。だから問題を起こして外部の関心を引こうとしてしまう」という声も上がる。

今回の騒動に関してネットユーザーからは「こんなやり方で席に座ろうなんて道徳の欠如としか言えない」「やっぱりマナーの悪い人間が年を取っただけだよ」「市民の多くはマナーを守っているというのに」「いっそ車内で席を譲ることを禁止してみては?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)