台北メトロ提供

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(台北 3日 中央社)台北市政府資訊局は2日、台北メトロ(MRT)松山新店線の列車2編成で、無料WiFi(無線LAN)サービスの提供を試験的に開始したと発表した。実施期間は来年2月末まで。

同局によると、同サービスは台北市政府と台北メトロ、通信会社2社が共同で行う「メトロWi-Fi230」計画として実施。列車内での無料WiFiサービスは9月末から開始しており、乗客は「230」から始まるアクセスポイントに接続すれば1回につき30分無料でインターネットを利用できる。アクセスポイントへの接続には、同市の無料公衆無線LAN「Taipei Free」またはフェイスブックのアカウントを使用する。また、利用時には広告が表示される。

同サービスは、動物園、科技大楼、大安、南京復興(文湖線)、市政府、西門、公館、台北101/世貿の計8駅でも同時に実施されている。

李維斌局長によると、同計画は予算「ゼロ支出」の原則の下、民間の協力企業を公募。Taipei Freeの利用率が最も高いエリアと駅を実施地点に選んだ。広告と無料WiFiサービスの融合による効果を評価するとしている。効果が高いと業者が判断すれば今後、台北メトロとの協力関係を拡大し、Taipei Freeは状況に応じて撤退する可能性もあるという。

Taipei Freeの運営には毎年1億2000万台湾元(約3億8828万円)が投じられている一方、接続品質の低さが指摘されており、もし撤退できれば経費の削減になる。

(顧セン/編集:名切千絵)