2PM

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韓国のテレビ番組を放送している専門チャンネル「KNTV」と「DATV」の開局20周年と7周年を記念したライブが10月1日、神奈川・横浜アリーナで開催。2PMやSUPER JUINOR-KYUHYUN(キュヒョン)など人気K-POPアーティスト5組が出演、多彩なステージを繰り広げ、両局の開局周年を祝った。

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色とりどりのペンライトがきらめく会場に、まずは日韓5人組ボーイズグループ、BEE SHUFFLEが登場。『Boys BEE AmbiSHUFFLE』『LOVE YOUR SMILE』の2曲で熱く爽やかにオープニングを盛り上げると、MCを務めるSUPER JUNIORのイトゥクが登場。KNTVが開局したのは、『冬のソナタ』がきっかけとなった韓流ブーム以前の1996年。イトゥクは、「日本でもこんなにも長い間、たくさんの韓国文化を楽しんでいて、こんなに大勢の方が集まってくださって感動です」と挨拶し、改めてライブのスタート告げた。

会場の大歓声に迎えられて登場したのは、東方神起やSUPER JUNIORなど人気アーティストが所属するSMエンタテインメントから今年デビューしたNCT(エヌシーティー)。まずは、今年4月にデビューした6人組ユニット、NCT U(エヌシーティー・ユー)がデビュー曲『The 7th Sense』と『WITHOUT YOU』をパフォーマンス。独特の世界観、夢幻の境地にオーディエンスを誘い込むと、真逆を行くような爽やかなロックチューンを放ち、テイル、ジェヒョン、ドヨンの歌声がオーディエンスの体を突き抜けた。

NCTには、関西出身の日本人のメンバーのユウタがおり、MCでも大活躍。関西弁で「僕たち緊張しとって」と、初々しくはにかみ、このステージで「NCTの魅力を見せられたら」と意気込みを語る。また、「(他の)かっこいい先輩たちに見惚れんとってな!」と茶目っ気たっぷりで、「これから日本でも活動できるように頑張りますので、みなさん、期待してください!」と呼びかけた。そして、今年7月にデビューした7人組ユニット、NCT 127(エヌシーティー・イチニイナナ/イルイーチル)のステージへとつなぎ、7人は、『Once Again』とデビュー曲『Fire Truck』のダイナミックなパフォーマンスで会場を沸かせた。

NCTのフレッシュながらも強烈な印象を与えるステージから一転、今度はじっくりと聴き入るステージへ。バラード歌手、K.will(ケーウィル)の登場だ。

数々のドラマのサウンドトラックに参加しており、この日も、大ヒットドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』や『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』から、『言って! 何してる?』『Real love song』を熱唱。軽やかで爽やかなメロディに乗せて作品の世界観を歌い上げ、物語の色で会場を染め上げた。

また、バラード歌手の真髄を発揮する1曲も。『恋しくて恋しくて恋しい』を大熱唱、しっとりとした雰囲気で会場を包むと一転、『胸がときめく』では明るく爽やかに盛り上げた。

K.willのステージの魅力は歌だけではなく、ウィットに富んだ軽妙なトークにもある。両局へお祝いコメントをし、「日本で5〜6年経ってますが、これほど多くのみなさんの前で歌うのは初めて。ご一緒する同僚のみなさんのおかげで僕にも機会が巡ってきたんだと思います」。謙遜しながら笑いを誘ったかと思えば、「韓国ドラマに出てくる男性の主人公はみんなかっこいいけど、それはドラマの中にだけ登場する人。僕、韓国人じゃないですか。周囲の韓国男性を見ると…そうですね……(笑)」と自虐的。バラードは1曲のみの披露だったため、「もし、悲しい曲が聴きたい方は、家に帰って検索していただいたらたくさん出てくると思います。これもご縁ですから検索してみるのもいいんじゃないでしょうか?」と、さらりとアピールするなど、曲間に挟まれた、笑いが散りばめられたトークに、ファンの垣根を越えて笑顔が漏れた。

K.willからステージを引き継いだのは、もうひとりのバラード歌手、SUPER JUNIOR-KYUHYUN。今年5月にリリースした日本初ソロ・シングル『Celebration〜君に架ける橋〜』のカップリング曲『Beautiful』『Lost my way』を熱唱し、日本の好きな曲としてスキマスイッチの『奏(かなで)』も披露した。『Celebration〜君に架ける橋〜』では、歌いながらセンター客席を取り囲む花道をぐるりと一周。ファンとハイタッチを交わし、会場に笑顔の花を咲かせた。

声帯結節のため、今年8月から活動休止していたため、E.L.F(SUPER JUNIORのファン)の間では出演が心配されていたというキュヒョンだが、この日は5曲を熱唱。笑顔を見せながら、「これからもみなさんのためにおじいさんになるまで歌うので安心してください」と、心強いコメントでE.L.Fを安心させる場面も。

また、キュヒョンのステージではイトゥクも登場。水を飲ませたり、汗を拭いたりと、甲斐甲斐しく世話を焼く、自称マネージャーのイトゥクに、キュヒョンは「マネージャーさん、帰ってください」とポツリ。コントのようなやり取りで会場の笑いを誘うと、“嬉しいお知らせ”も。2度目の日本ソロ・ツアーを来年1〜2月に開催予定で、「最初のツアーよりもっともっと憂鬱でもっともっと悲しいツアーを準備していますが、来てくれますよね?」と呼びかけ笑わせる。さらに、おなじみの“ええ〜じゃないか”を影アナの通訳に無茶振りするなどして、たっぷりとオーディエンスを楽しませ、最後は、韓国ソロ・デビュー曲『光化門で』でオーディエンスを魅了した。

トリを飾った2PMのステージは、テギョンが作詞作曲に参加した韓国最新曲『Promise(I'll be)』と、『My House』から。大人の魅力を放ち、会場の興奮を煽ると、MCではガラリと雰囲気を一変、楽しいトークに花を咲かせた。

韓国でソロ・アルバムをリリースしたJun. K(ジュンケイ)に対し、「一小節くらい歌って。こういうのはいきなりやることだよ!」と、ジュノが無茶振り。リクエストに応え、Jun. Kがアカペラで『THINK ABOUT YOU』を披露、ソウルフルで伸びやかな歌声を会場いっぱい響かせるも、メンバーが雰囲気をぶち壊す(!?)合いの手やコーラスを入れ、これには会場も大爆笑、大盛り上がりとなった。

また、10月26日・27日には、2度目の東京ドーム公演を控えている2PM。これをもってしばらくグループ活動を休止することもあり、メンバーたちは、「一生忘れられない思い出を作りたいです」(ニックン)と期待を込める場面もあった。

トーク後は怒涛の展開。パーティチューン『ミダレテミナ』を歌いながら二手に分かれてメンバーが花道を歩けば、熱狂するオーディンス。会場が歓喜の声に包まれる中、続けて、盛り上がること間違いナシの韓国デビュー曲『10 out of 10(10/10)』『Hands Up』といったアゲ曲をたたみかける。会場を熱狂の渦に巻き込むと、ラストの『NEXT Generation』でも再び花道を行き、タオルを客席に投げ入れるなど、オーディエンスを歓喜させた。

最後は、出演者全員が登場、花道をぐるりと歩きながら、オーディエンスに挨拶すると、会場は、文字通り「興奮冷めやらぬ」ようだった。

この日は、ペ・ヨンジュンやキム・スヒョン、パク・ソジュン他、これまでも、これからも韓国エンタメを彩る俳優やアーティストからお祝いの映像コメントも寄せられ、イベントに華を添えた。歓喜に染まる会場に、韓国エンタメが日本にしっかり根付いていると感じた。

なお、このライブの模様の“スペシャルエディション”は、11月25日(金)午後10時5分よりKNTVにて、“ディレクターズカット版”は2017年1月にDATVにて日本初放送される。