「ビニール袋税」に効果あり!英でマイバッグ使用率が90%に増えていると判明

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スーパーで買い物をする時、イギリスではマイバッグを持っていく人の割合が90%に増えていることが明らかにされた。

3000人を対象に税の導入前後を調査

この調査を行ったのはCardiff大学の研究者たち。

彼らは2015年10月5日にビニール袋が課税されて以来、イギリス人の消費行動や態度などを調査。

イングランドやウェールズ、スコットランドに住む3000人を対象に、税の導入前後の1カ月と6カ月後の長期的行動の調査に加え、約50人の被験者が書いた日誌を読み取り、8つのスーパーマーケットにおいて観測を行った。

税導入前からマイバッグの割合は高い

その結果、税が導入される前にマイバッグを持つ人が70%だったのに対し、導入後は年齢や性別、収入にかかわらず90%にまで上昇したという。

また、いまだにマイバッグを持たずビニール袋を利用する人は15人に1人(約7%)であるものの、税導入前の4人に1人の割合に比べて大幅に下がったそうだ。

さらに今回の調査では、スーパーマーケット以外で購入する場合もマイバッグを利用する人が増えていると判明。

洋服やヘルスケア用品を購入する際も、税が導入される前はマイバッグを持っている人の割合が10人に1人だったのに対し、導入後は2人に1人の割合になっていたという。

他の似た政策にも適用される可能性

Wouter Poortinga教授はリリースにおいて「全体的に我々の調査はイギリスにおけるビニール袋税が、人々の行動や態度に肯定的で大きなインパクトを及ぼしたことを示しています。同様にゴミ政策に関する人々の姿勢も変えたと見ています」と語っている。

さらにPoortinga教授によれば、このことはプラスチックボトルの返却計画や使い捨てのコーヒーカップに対する税など、他の似た政策においても実施されうることを示唆しているという。

イギリスにおいては今回の結果が、政府や産業界に対する貴重なメッセージになったと言えるかもしれない。