母性をくすぐる“枯れ癒し系” 「老犬男子」とは?

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 平均以下のルックスや年収にもかかわらず、「なぜかモテる」男たちがいる。今回、その「なぜ」を追ってみると、彼らは時代の要請に応え、「女性にとって都合がいい」というポジションを獲得していた。それぞれの捨て鉢とも言うべきモテテクに迫る!

【名称:老犬男子】
生息地:地元の飲み屋・スナックなど
標的:20代後半〜30代の自立した女性
キメゼリフ:「もう俺、疲れたから寝るよ」
お相手:独立心の強いアラサー女子

◆母性をくすぐる“枯れ癒し系”!

 若い頃はバリバリの肉食系だったという谷元卓也さん(仮名・43歳・証券)は、40歳を過ぎて体力が衰えてからモテ期がやってきたという。

「性欲より睡眠欲が強くなって、食事に誘っても昔みたいに『ここでキメてやる!』というのがなくなった。それが“大人の余裕”みたいにいい方向に受け取られているのかも。本当はしんどいだけなんだけどね。そんなだから、付き合ってもほとんど束縛しない。こっちも休日は寝てたいから空いた時間にふらっと会うくらいでちょうどいい。男並みにバリバリ働いている女性にとっては、すごく楽な存在だと思うよ」

 肉食時代のなごりがある外見と予想外のポンコツさのギャップが、自立心の強い女性のツボにハマるようだ。

【女性識者の分析結果】

「セクシーだけど、くたびれてるから浮気される心配もない。つまり安全地帯で中年の色気を味わえるのが魅力。世話好きには自分がケアしている充実感も得られます」(女のプロ 川崎貴子氏)

 老犬男子の“くたびれセクシー”は、40歳を超えて初めて身につくものだという。そして、彼らにハマるのは独立心が強くて活動的ながら、根は寂しがり屋の女性だと心理コンサルタントの晴香葉子氏は言う。

「彼女たちは実は傷つきやすく、裏切られることを何より恐れています。よくテキパキした奥さんが、『夫は家にばかりいて何にもしない』と愚痴を言いますが、本当はそういう人を望んでいる。『放っておいてもどうせ寝てる』安心感が、母性を満たしてくれるのです」

【川崎貴子氏】
女のプロ。女性経営者視点での恋愛・婚活アドバイスが支持を集める。最新刊に『モテと非モテの境界線』(二村ヒトシと共著、講談社)

【晴香葉子氏】
心理コンサルタント。テレビやラジオ、雑誌などで心理解説の実績多数。近著に『なぜ、いちばん好きな人とうまくいかないのか?』(青春出版社)

― [なぜかモテる男]の新基準 ―