10品の京料理と湯豆腐、生ゆばお造りがセットになった「ゆどうふおきまり京生ゆばお造り付き」(4320円)/料理はゆどうふ 竹仙

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小倉山の山麓に寄り添う大自然に囲まれた京都・嵯峨野は、大覚寺や二尊院の周辺にある祇王寺、常寂光寺など、紅葉の名所として人気の観光地。レトロな観光列車が楽しめたり、歴史のある老舗のグルメも豊富。そこで、寺院をゆっくり巡りながら一緒に味わいたい、嵯峨野エリアの“必食”の京グルメを紹介しよう!

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■ 清凉寺の境内に立つ湯豆腐・京料理の老舗

清涼寺の境内に立つ湯豆腐と京料理の老舗「ゆどうふ 竹仙」。看板料理の湯豆腐には、嵯峨豆腐の名店・森嘉の豆腐が使用され、なめらかな喉越しと豆腐本来の味わいが堪能できる跡引くおいしさ。京野菜や生麩、湯葉などを織り交ぜた季節のコースで楽しもう。

おすすめは、特製胡麻豆腐など10品の京料理と湯豆腐、生ゆばお造りがセットになった「ゆどうふおきまり京生ゆばお造り付き」(4320円)。さらに、ゴマを丹念に練り上げて独自の製法で作った「特製胡麻豆腐」(480円)などみやげ物も販売しているので、老舗の味を家でも味わえる!

■ 緑に包まれた隠れ家空間でカフェタイム

閑静な住宅街に立つ一軒家カフェ「MOMI CAFE」。白をベースとしたナチュラルな空間で、日替りケーキを味わいながら憩いの時が過ごせる。「森嘉」の豆腐や地元の無農薬野菜をたっぷり使った体に優しい「精進ごはんランチ」(1350円〜※要予約)が定番人気。大きな窓から光が差し込む明るい店内で、くつろぎのひと時を過ごそう!

■ ひと口サイズの餅はおみやげにも

清凉寺境内にある甘味処「嵯峨嵐山総本家 大文字屋」では、嵯峨名物の「あぶり餅」(12本・630円)が楽しめる。串に刺して香ばしく焼き上げた餅は、柔らかくもっちりとした食感で、ほんのり甘い白味噌ダレが口の中に広がる。

■ 旬の素材を生かしたケーキを和の空間で

古都の和空間とパティスリー出身のシェフが作る洋菓子が融合した「デセール こい茶屋」。ドリンクが付いて、1100円からなるケーキは日替りで約8品がそろう。1350円で楽しめる、アイスケーキとケーキ、ドリンクのセットもおすすめ!

■ 嵯峨流はんなり京風手打ちうどん

つるっと喉越しのよい、京風仕上げの平打ち麺が評判の手打ちうどん店「手打ちうどん さが美」。名物の「天たらいうどん」(1360円)は、温冷を好みで選ぶことができ、揚げたてのサクサク天ぷらと、たらいに入ったうどんがセットになった食べごたえ十分なメニューだ。

■ 1871年創業の精進鉄鉢料理店

素材の味を大切にし、おもてなしの心を込めて作られる京料理が堪能できる「泉仙 嵯峨野店」。托鉢僧が食物を受けるために用いた、鉄鉢をかたどった器に四季折々の味を盛り込んだ鉄鉢料理「あやめ」(3240円)は一度は味わっておきたい。

■ 気軽に入りやすく足休めにぴったり

「茶房さがの」には、毎日手作りするわらび餅や「抹茶のクリームあんみつ」(700円)などの甘味やカレーやピラフ、スパゲティなどの軽食がそろう。夏にはかき氷、冬には栗ぜんざいなどの季節限定メニューも要チェックだ!

■ 観光地の喧騒を離れてゆったりと

築300年以上の京町家で美しい日本庭園を眺めながら湯豆腐が味わえる「茶寮 弁治」。いちおしは、生湯葉や生麸田楽が付いた「嵯峨野湯どうふ膳」(1950円)。営業は土日祝と秋の観光シーズンとなっているので、来店前に電話で確認をしていこう。

【関西ウォーカー編集部】