「汚染に目を向けて」ゴミを動物に変えるアーティストの啓蒙活動が見事

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早速だが、上の写真をご覧いただきたい。見たまんま「キツネ」である。

ではこのキツネ、何でできているかおわかりになるだろうか。

背後に朽ち果てた車を従えているのがヒントだが、これはすべて「ゴミ」を集めて作られた、キツネのオブジェである。

色を付ける前の状態を見るとわかりやすい▼

Bordalo II/Facebook

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金属片だろうか、あらゆるがらくたが寄せ集まって「キツネ」を形作っているのがわかる。

これはポルトガル人アーティスト、Bordalo IIさんの作品だ。

1987年リスボンで生まれた彼は、超消費時代、物質主義的な貪欲な時代にあふれるゴミを集めて、作品を生み出している。

大量のごみが出れば当然汚染や公害が起こる。そんなゴミを使って動物を作ることで、公害による被害を被っている動物に、人々の目を向けさせようと試みているのだ。

そんな思いのこもった作品を、他にもご紹介したい。

ペリカン▼

Bordalo II/Facebook

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打ち捨てられたタンカーだろうか。憂いを帯びたペリカンの目に、否が応でも海の汚染についても考えさせられる。

オオカミ▼

Bordalo II/Facebook

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それにしても、とてもゴミで作られたとは思えない出来栄えに圧倒される。

不用品だけを集めて、精巧に作られた生き物は他にも。

カメレオン▼

Bordalo II/Facebook

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トンボ▼

Bordalo II/Facebook

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スペインオオヤマネコ▼

Bordalo II/Facebook

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ウサギ▼

Bordalo II/Facebook

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これだけの作品である。当然、多くの人が集まる展示会への依頼は引きも切らない。彼の作品は数多の会場で耳目を集めてきた。

フラミンゴ▼

Bordalo II/Facebook

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ポルトガルにあるイベント会場「Festival Iminente」に展示。

イタチ▼

Bordalo II/Facebook

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ハンブルグ「MS Artville」にて展示。

ネズミ▼

Bordalo II/Facebook

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バルセロナの「Swab Art Fair」にて。

ギャラリーなどで多くの人の目に触れ、彼の意図するとおり、汚染問題に対する啓蒙もさぞかし進んでいることだろう。