台風被害拡大  農林水産などで83億円超  農家は悲鳴/台湾

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(台北 2日 中央社)行政院(内閣)農業委員会によると、9月末に台湾を襲った台風17号に伴う農林水産関係などの被害総額は、2日午後5時時点の推計で25億8456万台湾元(約83億5900万円)に上った。先月28日に発表した10億2893万元の2倍強となっている。

特に被害が深刻なのは二期作の水稲やバナナ、グアバ、タケノコ、ブドウの巨峰などを含む農業被害で、全体の約86%にあたる22億2303万元の損失が出ている。被害面積は4万5044ヘクタール。

県市別の被害額上位3位は高い順に嘉義県(南部)、雲林県(中部)と高雄市(南部)で、高雄市の2億元超を除き、いずれも5億元近くの被害額が計上されている。

台風被害視察で嘉義県を訪れた同委員会の曹啓鴻主任委員は同日、農業施設の復旧に際しての農家への補助を指示したほか、強風対策を講じた建設資材の使用を提案した。

(黄国芳/編集:荘麗玲)