「べっぴんさん」のルーツにヒント!輝き続ける女性になる秘訣3つ

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この秋からスタートする朝ドラ『べっぴんさん』のモデルとなった、起業家坂野惇子さんをご存知ですか?

裕福な実業家の三女として1918年に神戸で生まれた彼女は、第二次世界大戦を乗り越えて1950年に「男女の和と協力」を理念とするベビー・子ども服メーカー『ファミリア』を創業。

共同経営者である3人の女性とともに、同ブランドを皇室御用達ブランドにまで成長させるという偉業を成し遂げました。

まだ日本全体では女性の社会進出が進んでいなかった時代に活躍した坂野さんの成功の秘訣、気になりますよね?

父の佐々木八十八は、あのレナウンの創業者だったので、“実業家として”父から受けた影響というのも少なくなかったはず。

佐々木八十八は11代続いた豪商・佐々木家に生まれたのですが、そのルーツは近江(滋賀県)と言われています(ドラマの設定では八十八は近江商人の次男であると明記されています)。

じつは近江は、はるか昔から働く女性が結婚前後問わず活躍していた土地。

そこで今回は、『べっぴんさん』のルーツとも言える“近江”の女性に学ぶ輝き続ける女性のヒントをご紹介します。

■1: 娘時代からビジネスを実地で勉強! スキルアップに積極的

近江商人とは、滋賀県を拠点として、中世から近代にかけてビジネスで全国的に活躍した人たちです。

近江商人のビジネスは、商品を担いで全国各地に売りに出かける行商が基本。夫が行商に出かけている間、店の経営責任者となるのはその妻でした。

そのため、女性は子どもの頃から寺子屋で勉強し、その後は“嫁入り修行”として働きに行き、店主夫妻の子どもの子守りや掃除などの雑用を手伝いつつ実地で経営学を学びます。

そのようにして即戦力に成長してから、結婚して嫁ぎ先でバリバリ働いていました。

何年間もかけて身につけたスキルは一生モノ。スキルアップに積極的に投資して、生涯現役を目指してみてはどうでしょう。

■2:普段は質素倹約で早起き。特別な日は思いっきり豪華に

近江商人の家では、経営哲学から普段の基本的な生活習慣まで“家訓”として定めて先祖代々守っていることが多いです。

その家訓には、現代の働き女子の日常生活や仕事にも参考になるものがたくさんあります。

たとえば、普段は質素倹約を徹底して、特別な日は思いきり豪華な食事にする。

いつもは麦ごはんと薄味のお味噌汁、野菜の切れ端まで有効活用して食べるよう心がけて、お正月などの特別な日は贅沢な食材をふんだんに使ったご馳走を惜しみなくふるまいます。

無駄を排除し、日常的に使う服や住居、仕事道具などには惜しまず投資するというのも特徴。

当時の近江商人の人々をうつした写真や実際のお屋敷を確認すると、着ている着物も上等で、屋敷もかなり立派。メリハリあるお金の使い方をしていたことがうかがえます。

また、早起きを家訓としている家も多いようです。

お金やモノの無駄遣いは後で頑張れば挽回できないこともないですが、時間となるとどんなお金持ちでも買い戻すことはできません。時間の無駄遣いもできる限りしないよう心がけたいですね。

■3: 「自分さえ良ければ」「アートはムダ」はNG。成功したら世の中に還元する

質素倹約を徹底して無駄を排除するといっても、もちろんケチで冷酷な守銭奴になるという意味ではありません。

近江商人は事業が発展して成功してからは、積極的に芸術を支援したり、桜の木を植えて地元の人々のためのお花見スポットを作ったりもしていました。また、災害で困っている地域があれば積極的に寄付もしていました。

けっして、芸術的なものや精神的なものの価値を軽視して、「他人にはビタ一文あげない」という考えではなかったのです。

なので現代の働き女子も、質素倹約を徹底するからといって、お洒落やグルメ、芸術など心を豊かにしてくれることを“ムダ”とバッサリ切り捨てる必要はありません。

世の中の人のことを考えて質の良い洋服やアクセサリー、化粧品、料理などを一生懸命作っている人がいたら、それに見合う対価を快く支払って自分も満足しましょう。

以上、『べっぴんさん』のルーツに見る輝く女性のヒントをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

働き女子の日常生活にも今すぐ応用できるものばかりなので、秋の朝ドラにあわせて早速実践してみては。