産後鬱のカンガルー?テーマが独特すぎる羊毛フェルトの動物たちが面白い

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動物たちの独創的で面白いシチュエーションやシルエットが印象的な羊毛フェルト作品の数々。

動物たちの個性的な姿や豊かな表情が魅力的だと話題を呼んでいる。

のそ子

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こちらの作品を制作しているのは、羊毛フェルト作家・のそ子さん(@nosonoso)。

のそ子

のそ子

今回は彼女に、作品を作り始めたキッカケや制作過程で気をつけていること、また独創的なポーズのアイデアやインスピレーションなどを伺った。

針1本ですぐできると羊毛フェルトを

――羊毛フェルトで作品を作り始めたキッカケは?

様々な手芸ジャンルの作家さんがSNSなどで投稿している作品を見ていたら「自分もなにかを作りたい!」と強く突き動かされ、衝動的に始めました。

羊毛フェルトを選択したのは、工作も手芸も苦手で、編み物や縫い物もなにひとつできなかったため。

針1本ですぐできる(羊毛フェルトは)“とっかかりやすかった”からです。

のそ子

のそ子

はじめて作ったのは、生き物ともわからない「なにか」としか言いようのないものでした。

羊毛素材での“味わい”や“おもしろさ”を

――個性的な表情やシチュエーションの羊毛フェルト作品を作り始めた理由を教えてください。

自分が「かわいい」、「いいな」と思うものを作ってみたかったからです。

動物(モチーフ)の選択は、“好き”や“かわいい”からということや趣味もあります。

のそ子

のそ子

しかし、「羊毛という素材で表現した場合にどういった味わいになるか」や、「それはおもしろいだろうか」のあたりを基準にしていますね。

表情やシチュエーションに関しては、“モチーフにやらせてみたいこと”や“自分がかわいいと思っているもの”を選んでいます。

願望や想像を膨らませて

――作品の独特のポーズなどはどのように決めていますか?また、制作前にスケッチや設計図などは用意しますか?

動物――特にパーツの資料として画像を集め並べて見ながら作りますが、ひとつの画像やポーズ資料からそのまま作ることは、ほぼありません。

のそ子

のそ子

「こうだったらおもしろいなー」とか、「こういうシチュエーション見てみたいよなー」など願望とかを膨らませた想像がかなり入ります。

のそ子

のそ子

思い浮かんだイメージが固まったら、特にスケッチも型紙もなく“そのまま制作”に移ります。

のそ子

のそ子

リアリティとリアルの違いを

――作品を制作する過程で、特に気をつけていることや難しい箇所を教えてください。

“リアル”や“そっくり”を目指すのではなく、逆に“そのまんまにならない”ようにしています。

リアリティはあるけど、リアルじゃないようにしていますね。

のそ子

のそ子

――独創的な作品のアイデアやインスピレーションはどこからやって来ますか?

多分、空から降ってきます。

のそ子

のそ子

あとは、時間的・納品的な締め切りの重圧から絞り出されます。

テーマはネタのように毎回作る

――今まで制作した中で、いちばん気に入っている作品を教えてください。最近、気になっているテーマはありますか?

産後鬱のカンガルーとか。

のそ子

のそ子

動物が人間そっくりのポーズをとるとかわいらしい上に、「人間が言うと角が立つことを丸くおさめてくれる便利モチーフだなー」と思っています。

のそ子

のそ子

テーマは一貫性や長期的なものはなく、ネタのように毎回作ります。

自由に制作しイベントで販売

――作品は購入することはできますか?

基本的にオーダーや決まったものはあまり制作せず自由に作っていて、展示イベントに参加した際に作品販売をしています。

のそ子

のそ子

価格は3千円位からですね。

基本的に1点ものなのと、制作に数日から数週間かかるものもあるので上限はまた別で…。

のそ子

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何かを創ってみたい人のとっかかりに

「はじめての人でも作ることのできるレシピでやっていますので、かつての自分みたいに“何かを創ってみたい人のとっかかり”になれば」と思っているという“のそ子”さん。

昨年末には、犬や猫からチベットスナギツネやジャッカロープなどの様々な動物の絶妙な表情をとらえた42点の作品を掲載した『羊毛フェルトの動物ブローチ』(文化出版局)を出版。

各種イベントに参加するかたわら、番組出演やワークショップも開催するなど幅広く活躍中。

10月16日(日)には、パルコブックセンター吉祥寺店にて“愛猫ブローチ”を作るワークショップ開催(9月25日(日)午前10時より電話と店頭で予約開始)。

今後もイベントに参加したり、たまにワークショップを開催する予定で、スケジュールなどは「SNSなどでチェックしていただければうれしいです」とのこと。

のそ子

のそ子

彼女の作品やワークショップが気になる方は、ぜひSNSをフォローしてみてはいかがだろうか。

Twitter: @nosonoso
Twitter(告知専用): @NosonosonosoNu
Facebook: @nosonosoko
Flickr: @のそ子