なぜ人気?コスメブランドじゃない『無印良品』の化粧水が支持されるワケ

写真拡大

無印良品というと、家具や雑貨のイメージが強いですが、実はスキンケア用品も充実しています。

中でも『化粧水・敏感肌用』は、大手口コミサイト@cosmeのベストコスメアワード2014 ベスト化粧水部門で第1位に選ばれるほどの人気商品です!

使用感、コスパ最高!男性も手に取りやすい

SNSでも多くの口コミを見ることができます。

化粧品メーカーではないのに、なぜこんなにも無印良品の化粧水が支持されているのでしょうか。

SNSの口コミから見えた人気の理由は、使用感が良いこと、コスパが良いこと、性別や年齢を問わず誰でも手に取りやすいことの3点でした。

その3点について、どのような工夫をしているのか、無印良品の伊藤さんにお話を伺いました。

使用感の良さはこだわりの“水”にあり

伊藤さんによれば、無印良品のスキンケア商品が生まれたきっかけは、ある“水”との出会いだったそう。

その“水”とは、岩手県釜石市の洞窟から汲み出される天然水。

無印良品

伊藤さん:一般的に、化粧品はどんな機能成分を使うかが勝負です。

無印良品の化粧品にも機能成分は入っていますが、主成分である“水”に最もこだわっています。

岩手県釜石の洞窟から汲み出される天然水は、雨や雪が山に染み込み、数十年かけて厚い岩盤を通る間にゆっくりとろ過された、飲んでもおいしい水です。

粒子が細かく、不純物も少なく、肌へのなじみやすさを測るpH値は涙とほぼ同じ弱アルカリ性。

肌の角質層にまで染み込むようなこの超軟水を、スキンケアの原料として贅沢に使っていることが、使用感の満足度へと繋がっているのだと思います。

高コスパの鍵は“消費者目線で考えたものづくり”

口コミに「じゃぶじゃぶ使える」とあった通り、『化粧水・敏感肌用』は基本サイズ(200ml) 580円からと低価格。

惜しげもなくたっぷり使えるのは魅力的です。

無印良品

無印良品

伊藤さん:商品の機能と価格のバランスを大切にしています。

それを実現するため、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つを追求し、最適な商品を最適な価格で提供できるように努めています。

敏感肌シリーズは、敏感肌の方が気になりそうな成分をなるべく入れず、シンプルに仕上げていることが特徴です。

生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること、また消費者目線で考えたものづくりがコストパフォーマンスを向上させる秘策と言えるかもしれません。

 

性別や場所を選ばない“シンプルなデザイン”

化粧水のパッケージには、よく美白や肌荒れ改善など効能が書いてありますが、無印良品の化粧水にはそういった文言は見当たりません。

化粧品であることを主張しないので、男性の家にあっても違和感はなさそう。

無印良品

無印良品

伊藤さん:パッケージについては、今まで細かなデザイン変更はありましたが、”暮らしに馴染むシンプルなデザイン”という方針は変わっていません。

それは化粧水に限らず、無印良品のものづくりの基本理念でもあります。

また、基本的な容量200mlに加え、大きな容量の400ml、携帯用の50mlなど使い方によって選べるラインナップを追加したことも、多くの方に選んでいただける理由だと考えています。

他にも、性別や年齢に関係なく誰でもスキンケアを手軽にできるように、ボトルに取り付けるスプレーヘッドやコットン、ローションシートを化粧水のそばに置いて販売しています。

ちなみに、伊藤さんは「化粧水を染み込ませたローションシートを5分〜10分置くお手軽パック」のスキンケアがお気に入りと教えてくれました!

化粧品メーカーではないのに、素材からパッケージまで徹底的に考えているんですね。

見た目はシンプルですが、その中には無印良品らしいこだわりがたくさん詰まっていました。

決して派手な商品ではありませんが、いつでもどこでも誰でも使える安心感が消費者の心を掴んで離さないようです。