『チーズスイートホーム』(こなみかなた/講談社)

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 猫好きやファミリーの間で人気の、こなみかなた原作の子猫マンガ『チーズスイートホーム』。そのアニメの3DCG版が、10月2日あさ7:00からテレビ東京系列にてテレビ放送される。(テレビ信州は毎週水曜日深夜25:59〜※初回放送日10月5日)

 本作は、2004年から2015年まで「モーニング」で連載され、2008年から2度に渡ってアニメ化。子猫のチーと、その家族や仲間が繰り広げるほっこりした日常ドラマが感動を呼び、チーはMacBook AirのCMに登場するほどの人気者に。その人気は日本だけにとどまらず、フランスや中国など海外でも大きな反響を呼んでいる。

 初夏から開始されたアニメの収録では、チー役をこおろぎさとみさんが続投。新たに、チーの家族であるヨウヘイ役に白石涼子さん、おかあさん役に坂本真綾さん、チーの猫仲間・クロいの役に小山力也さん、チーママ役に日郄のり子さんなど豪華メンバーがキャスティングされた。前作から約7年という時を経て3DCG化される本作の魅力やアフレコの様子について、キャストのこおろぎさんと白石さんに話を聞いた。


「前作から約7年も経つんですね(笑)。でも、大好きな作品ですし、漫画の新作もずっと読ませていただいていたので、まるで昨日まで演じていたかのように、すぐにチーに戻れました。前作までのアニメには絵本みたいな可愛さがありましたけど、3DCGになったチーはまるっとしていて、今にも飛び出してきそうで可愛いですよ」(こおろぎ)

 原作のストーリーは、母猫とはぐれたチーがヨウヘイと出会うところから始まっており、新シリーズのアニメでもやはり、チーとヨウヘイの関係性が見どころのひとつとなる。ただし、以前はチーと同等の立場だったヨウヘイが少し成長していることがポイントとなりそうだ。

「ヨウヘイが、今回ちょっと大きくなっていて。原作よりお兄さんになっている印象です。ヨウヘイとチーの兄妹のような関係は変わらないと思います。アニメのオリジナルのエピソードも出てくると思うので、そういった展開が今後楽しみです」(こおろぎ)

 一方、最近巷を賑わせている“猫ブーム”も、新シリーズ開始のきっかけとなった。新シリーズでもチーの可愛さが健在していることは、「もともと猫が好き」と語るヨウヘイ役・白石さんのお墨付きだ。

「チーの魅力って、本物の猫の行動やポージングがそのまま表現されているところ。それが愛おしくって可愛くって(笑)。本物の猫は何を考えているか分からないところもあるけれど、本当はチーのように『おうちに帰ろう』とか考えているのかなとか、その猫のタイプによっていろんな喋り方があるのかなとか、猫好きとしていろいろ想像しながら演じてます」(白石)

 ちなみに、白石さんは、実際に猫は飼っていないものの、アフレコ時にチーを眺めることで、自分が猫を飼っているような気分を楽しんでいるのだとか。この日に収録された第1話・第2話でもチーの可愛さ全開なので、これから猫を飼いたいと思っている人、飼えないけれど大好きな人も、画面を通してチーのモフモフを感じてみるのもいいかもしれない。

「ヨウヘイがチーを抱いているシーンとか、顔を付け合わせてるシーンとか。本当に自分の顔のそばにチーがいることを想像して『あーくすぐったい!』ってモフモフしてみました(笑)。今日のアフレコでいちばんかわいかったのは、チーがイライラして尻尾で床をバンバン叩くところ(笑)」(白石)

 そんなチーの魅力たっぷりの感動ストーリーが、国内外問わず人気を得ていることには十分納得がいく。目を奪いたくなるようなニュースが多い今日この頃、たまには大きく深呼吸をして、「チーズスイートホーム」の新アニメシリーズ「こねこのチー」から癒しのシャワーを体いっぱいに浴びてみてはいかがだろうか。

「家族の誰もが楽しめるほのぼのしたアニメってあまり多くはないと思うし、そういった温かい作品から人が受け取る気持ちって世界共通だと思います。海外の方々が『チーズスイートホーム』を愛してくださるのは嬉しいですし、もっともっと広まってほしい。日本のみなさんも、私たちと一緒にチーの日常を楽しんでくれたら嬉しいです。1年間、この「こねこのチー」というアニメをみんなで頑張っていくのでよろしくお願いします!」(こおろぎ)

文=麻布たぬ