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キャセイパシフィック航空(拠点: 香港)は10月1日、保有するボーイング747型旅客機による最後の商用飛行となる「さよならフライト」を羽田発香港行きのCX543便にて運航。1979年に同社初のボーイング747型機を受領してから37年間、"ジャンボジェット"の歴史にひとつの幕が下ろされた。

ボーイング747型旅客機の退役を記念して、1日にはボーイング747-400型旅客機の機体見学会を実施。報道関係者に加え、同社のFacebook公式アカウントでのキャンペーンで選ばれた10人が、"ジャンボ"ならではの2階席にあるコクピットやギャレー、機体外観などを客室乗務員や整備士からの説明を受けながら見学した。

CX543便の出発ゲートでは、搭乗客へのドリンクサービス、ボーイング747型旅客機が運航した時代の歴代ユニフォームを着た客室乗務員との記念撮影などを実施。キャセイパシフィック航空 日本支社長 ライオネル・クオック氏より、CX543便のジョン・グラハム機長とインフライト・サービス・マネージャーのシャイワリー・ジットラコーンへ花束が贈呈された。

クオック日本支社長は、「思い出深き"空の女王"ボーイング747型旅客機は本日退役を迎えますが、最新鋭のエアバスA350やラウンジの整備など、我々はこれからもプロダクトへの投資を続け、お客さまの利便性向上につとめてまいります。また、プロダクトだけでなくサービス向上にも注力し続け、"心からのおもてなし"でお客さまにより快適な旅をご提供していきます」と語った。

また、日本支社長からの挨拶の最後には、長年ボーイング747-400型旅客機の整備に携わってきた、同社整備部の東一万人(ひがしいほと)が紹介された。東氏は、1989年に同社がボーイング747-400型旅客機の初号機をシアトルで受領し、1日の退役フライトにあたって同機種を整備し見送り、自らも明日の2日に退職の日を迎える。搭乗の際、CX543便の搭乗客には記念品がプレゼントされ、合計354人の乗客を乗せた最終フライトは香港へ向けて飛び立ちった。