28日、中国のビジネス問題を扱うサイトに、「日本人はなぜあれほど残業が好きなのか、彼らの目的は残業代ではない」と題する記事が掲載された。資料写真。

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2016年9月28日、中国のビジネス問題を扱うサイトに、「日本人はなぜあれほど残業が好きなのか、彼らの目的は残業代ではない」と題する記事が掲載された。

中国では日本人に対して、勤勉で長時間働くというイメージが持たれている。記事は、「日本人はよく残業する。しかも、多くの場合、会社が求めているわけではなく、自ら進んで残業する」と指摘。「驚くべきことは、彼らが残業代を目的にしているのではなく、無償で残業していることだ」と伝える。

中国の会社では、基本的に定時になると帰宅し、残業はほとんどしないという人が多い。よく残業する人もいるが、目的は単純で残業代目当てだ。日本の「サービス残業」のような「タダ働き」は考えられないという人が多い。

では、日本人はなぜ残業するのか。記事は、「強迫観念」がその原因だと分析する。「仕事が終わっていない、あるいはその日に良い仕事ができていないのに退勤することで、上司から批判されたりしないかということを心配している」とし、「長時間働いていれば見た目は頑張って働いているように見える。ただ、仕事の効率は低い」と指摘する。

また、「日本人はリラックスする方法を知らない」というのが世界の多くの国の共通の認識だとし、「仕事がなく、何をしていいかわからないので、事務所に長くとどまっている人が多い」とも指摘している。

記事は最後に、「日本人の仕事に対する姿勢は非常にまじめで、日本の自動車業界が世界に名をはせているのも事実」とし、「良い面も悪い面もあるが、私たちは良い面だけを学べばよい」とまとめている。

こうした記事に、中国のネットユーザーの中には独特な視点からコメントを寄せる人もいて、「なぜ残業するか。それは、彼らは残業すればきちんと見返りがあるから。ここ(中国)ではこちらが身を削ってもピンはねされる」というコメントや、「中国の会社にやってきた日本人管理者が『日本人はよく残業するから、みなさんもそれに慣れるように』と言ったが、半月後にその日本人は辞めた。辞める時に言ったのが『君たち中国人は残業しすぎだ』だった」というコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)