77年間も文通を続け、5万通の手紙を書き続けたおばあちゃんたちの友情が素敵

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イギリスで、77年間も文通を続けてきたおばあちゃんが話題となっている。

お互いに毎日手紙を書く

そのおばあちゃんとは、97歳になるメアリー・レイノルズ(Mary Reynolds)さん。

彼女は77年間、友人のキャシーさんと文通を続け、お互いに毎日手紙を書き、1週間に1回郵便局へ投函し続けたという。

その結果、これまでに2人合わせて5万6210通の手紙のやりとりをしてきたそうだ。

友人が駆け落ちして離れ離れに

そもそも2人が出会ったのは1929年、10歳の時に同じ学校で知り合ってからすぐに打ち解け、以来第2次世界大戦が始まるまで常に一緒に過ごしていたそうだ。

しかし10年後のある朝方、メアリーさんは突然キャシーさんの両親に起こされ「娘はどこか?」と尋ねられたという。

その後、キャシーさんが恋人のハリーさんと駆け落ちし、コーンウォールという街へ行ったことが判明。

理由はキャシーさんの両親が、平和主義者で無神論者だったハリーさんを好きではなかったからで、駆け落ちを知った両親は激怒していたそうだ。

そのためメアリーさんもキャシーさんに会えなくなってしまったのだが、その代わりお互いに手紙を書き始めることに。

すべての事を手紙で伝え合った

メアリーさんによれば、2人はすべてのことを手紙に書いてお互い伝え合ったという。

またキャシーさんは常にメアリーさんに良いアドバイスをし、一度は結婚生活を救ったこともあったそうだ。

出会ってから87年間も友情を暖め続けてきた2人。

そして文通は、キャシーさんが亡くなる今年の8月まで続けられたそうだ。

彼女はBBCのインタビューにおいて「私は彼女に手紙が書けなくて寂しいです。これからも彼女がいなくなって寂しいと思い続けるでしょう。本当にキャシーのような人はいないのですから」と語っている。

手紙を燃やした理由は謎のまま

ちなみに手紙は毎回、読んで返事を送ったらお互い焼くよう約束していたという。

しかし何故燃やしたのか、その理由についてメアリーさんは笑顔を浮かべながらも、謎めいた表情で「特に理由はないですよ」と答えている。

他の人に言えないこともすべて語り合ってきた2人。手紙を燃やす理由も2人だけの秘密なのかもしれない。