[OH!バンデス-ミヤギテレビ]2016年9月20日のがんばろう!宮城のコーナーでは、被災地で「ひつじ」を飼育するプロジェクトについて放送されました。ひつじが飼育されているのは、岩沼市押分須加原にある東日本大震災メモリアルパーク「千年希望の丘 二野倉公園」の近く。

画像はイメージ(Kip Soepさん撮影、flickrより)

青年海外協力協会(JOCA)が運営するスマイルサポートセンターでは、集団移転先の玉浦地区などで高齢者の見守りや、コミュニティ作りの支援など、様々な被災者支援の活動を行っています。そのひとつが、被災地で「ひつじ」を飼育するプロジェクトです。

なぜ「ひつじ」の飼育なのか?

この周辺は津波被害に遭い、今は何もない土地でも元々は人が住んでいた土地なのにも関わらず、荒れ放題になっていました。集団移転後の集落跡地について、被災自治体が活用や管理に頭を悩ませる中、JOCAが羊の放牧を提案し市から土地を借り受けました。

羊たちの役割は、一面に生えた雑草を食べること。去年11月にどれくらいの雑草を食べるのか、東北大学の協力で2頭の羊を実験的に放牧してみたところ、約400平米あった牧草地の雑草を2週間で完食しました。予想以上の働きぶりに、6〜7月にかけて更に7頭増やし、現在は9頭の羊が放牧されています。

今後は、羊の飼育放牧の他、広場や農園、ドッグランなどを作る計画で、動物とのふれあいで心をいやせるような施設をつくり、また運営管理も地域の方々と協力して行っていきたいとのことでした。(ライター:長沢あきこ)