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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月30日、IoTデバイス開発のためのオープンイノベーション拠点を産業技術総合研究所(産総研)に構築すると発表した。

同拠点では、IoT産業参入を目指す中小・ベンチャー・スタートアップや非エレクトロニクス分野の企業、IoTデバイスの基盤的な技術の開発を目指す大学・公的研究機関に対し、IoTデバイス・システムのアイデアをサンプル試作を経て量産化に繋げていく事業化プロセスを支援していく。

特に、省エネルギー・省スペースが必要とされるIoTデバイスのために、異なる機能を持つデバイスをウェハ3次元積層するなど、実装・システム化する技術を特徴とした拠点を、産総研の既存設備をベースに整備する。

また、同拠点を活用する研究開発テーマとして、「IoTセンシングに向けたマルチスペクトラム赤外イメージングシステムの開発」「ビッグデータ解析のための低消費電力演算チップの開発」「IoTネットワークインターフェースデバイス製造技術の開発」「燃焼式水素ガスセンサーチップの開発」「プラズモニックセンサー及びIoTデバイスを用いたセンシングシステムの開発」「高効率な極小RFIDタグの開発による省電力化の実現」の6つが選定されている。

NEDOは、2017年度半ばまでに、IoTデバイス・システムの開発・試作を行うための設計・製造基盤拠点を整備するとしており、整備された拠点は、上記6つのテーマに活用するほか、多くの事業者に利用されることを目指していくとしている。

(周藤瞳美)