初対面の印象は「ボケまくる人」と「イケメンちゃん」!?



――おふたりが初めて顔を合わせたのは…?

荒牧 2013年の舞台『ラズベリーボーイ』ですね。最初に稽古場でお会いしたときは「なんだ、このボケまくってる人は!?」って思いました(笑)。
富田 僕はマッキーを見て「あ、イケメンちゃんがいる!」って思ったよ(笑)。『ラズベリー』の初演が初対面ということは…。
荒牧 舞台では直接からんでないんですよ。しかもWキャストだったし、合流も少し遅かったの。
富田 僕はあの作品でキャスト最年長だったんですよ。ミュージカル『テニスの王子様』を経てきた若いキャストが多くて「さあ、ここからどこまで飛べるかな?」と戦ってた。マッキーは舞台では…。
荒牧 『テニスの王子様』以外では初めてでした。
富田 他に何かと手のかかるヤツが多くて(笑)、そんなときにマッキーが来た。普通、途中から入るとなかなか自分を出せないものですけど、それを出していかないといけない作品。どう来るかな? と思ってたら、最初からバンバン飛ばしてくるし、しょうもないボケをかますし(笑)、面白いなと思って、一緒のシーンはないけど話すようになって。




荒牧 その後、僕が初めてバースデーイベントをすることになったんですけど、MCを務めてくださったのが翔さんだったんです。
富田 「イケメンちゃんからMCの依頼が来たよ!」って(笑)。それじゃ一度、がっつりと話して仲良くならなきゃと思って飲みに行ったんです。

――その前の時点である程度、仲良くなっていたからMCを依頼したわけじゃないんですか?

荒牧 いや、なんだかんだで絡んだのは『ラズベリー』のときだけだし、その後、会ったりというのもなかったんですけど…。
富田 それで仲良くなって、プライベートでもときどき会うようになった。

――深い付き合いになって印象は変わりましたか? また俳優としての互いの魅力についても教えてください。

荒牧 仲良くなっても最初の印象は変わらないですね。相変わらずボケまくってる人(笑)。俳優としては…これは、翔さんのいないところでも言い続けてきましたけど、僕が出会った俳優さんの中で、最も尊敬しているひとです。
富田 ここ、きちんと記事に全部書いてください!(笑)




荒牧 頭の回転もレスポンスも速いし、どんな相手にも合わせられるエンターテイナーですね。僕、カーテンコールのやり方に至るまで、翔さんの研究してますから。実際、共演して感じるのは、役柄との間の違和感がまったくないということなんですよ。

――違和感?

荒牧 役を毎回、違和感なく成立させるって、当然求められることのようで、実はすごく難しいんです。どんな俳優さんも、以前にやっていた役の影が見えたりするものだし、だからこそ「この人はこういう役が合う」とか「ハマり役」というものができてくる。翔さんに関しては、いい意味でそれがない。どんな役でもすんなりと入っちゃう。僕もそうなりたいです。

――富田さんは荒牧さんをどんなふうに見てますか?

富田 マッキーは吸収力がすさまじいですね。「こうしてみたら?」というこちらの声に対しての反応の速さ、順応力が尋常じゃないんですよ。いま、マッキーの世代には、2.5次元の作品をやっている役者がひしめいてますけど、その中を勝ち抜くスキル、ポテンシャルを確実に持っている俳優だなと思います。



――富田さんから見たら、かわいい弟分であり、頼もしい後輩でもある?

富田 そうですね。それこそ、僕らが20代の頃はヒーローブームで、そこから何をしていくか? という流れだったけど、いまは2.5次元がそれに当たりますよね。そこで背負うべきものを背負って、センターラインをきちんと歩いているってすごいことですよ。そこから先、たとえばこれまでと違う泥臭い役とかが来たとき、どんな表情を見せてくれるか楽しみです。

――普段、飲みに行くとどんな話をするんですか?

富田 一番多いのは、野球の話かな? マッキー、野球のこと全然知らなくて、プロ野球の球団は全部で9球団だとずっと思ってたんですよ(笑)。
荒牧 12球団あるらしいです(笑)。実は幻の3球団が…(笑)。



富田 マッキーと一緒にいると、どんなボケをできるのか? っていつも考えてます。
荒牧 カメラが回ってないのにね(笑)。

――『炎の蜃気楼』チームで稽古後や本番後に飲みに行くこともあるんですか?

富田 多いですね。酒好きが多いから。
荒牧 笠原(紳司)さんを筆頭に(笑)。
富田 笠原さん、増田(裕生)君、水谷(あつし)さん…みんな、飲みに行きたくて稽古に来てるようなものだし(笑)。でも『炎の蜃気楼』チームは、飲みに行ってもみんな、芝居の話ばかりだよね?
荒牧 それが次の日の稽古場でしっかり活きるところが大人だと思います(笑)。



【プロフィール】
富田 翔(とみた・しょう)/1982年1月7日生まれ。東京都出身。A型。2003年、スーパー戦隊シリーズ『爆竜戦隊アバレンジャー』(テレビ朝日系)に三条幸人/アバレブルー役で出演し注目を集める。近年は映画『白魔女学園 オワリトハジマリ』や舞台『逆転裁判』シリーズ、『私のホストちゃん〜血闘!福岡中洲編〜』など話題の作品への出演を重ねている。
来年1月には、撃弾ハンサムpresents「『最初で最後の晩餐会』〜これは、舞台ですか?いいえ、あくまでハンサムです〜」の公演を控える。
【Twitter】@shotomita18
【ブログ】http://ameblo.jp/shotomita/

荒牧慶彦(あらまき・よしひこ)/1990年2月5日生まれ。東京都出身。AB型。2012年、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonで比嘉中・甲斐裕次郎役を好演し人気を博す。
その後、ミュージカル『忍たま乱太郎』、舞台『K』、ミュージカル『薄桜鬼』などの話題作に出演。12月より東京・福岡・大阪にて上演される舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)にて、引き続き山姥切国広役を務める。
【Twitter】@ara_mackey
【ブログ】http://ameblo.jp/aramaki-yoshihiko/


■『炎の蜃気楼昭和編 夜叉衆ブギウギ』
2016年10月21日(金)〜30日(日)
@シアターサンモール(新宿御苑前)


▼詳細は以下にアクセス!
http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2016/


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