29日、韓国サムスン電子は最新スマートフォン「Galaxy Note7」が引き起こした一連の問題に関し、中国の消費者に対する謝罪声明を発表した。写真は「Galaxy Note7」の使用について注意を促す中国・重慶江北国際空港のポスター。

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2016年9月29日、韓国サムスン電子は最新スマートフォン「Galaxy Note7」が引き起こした一連の問題に関し、中国の消費者に対する謝罪声明を発表した。毎日経済新聞が伝えた。

「Galaxy Note7」は韓国や米国などさまざまな国でバッテリーの爆発事故が報告されている。これを受け、サムスンは9月2日に米韓を含む10カ国で250万台規模のリコールに踏み切ると発表。中国向け製品については「事故の起きたバッテリーと異なるメーカーのバッテリーを使っている」とリコール対象から外していたが、14日に中国国家品質監督検験検疫総局を通じて「7月20日〜8月5日製造の1858台に関してのみリコールする」と表明した。9月以降に販売した製品は対象から除外される形となったが、中国ではこれまで6件の出火、爆発が報告されている。

サムスンの中国市場での対応と相次ぐ事故に消費者の不満は高まり、「海外では250万台規模のリコールを決めたくせに中国は2000台程度」などとダブルスタンダードを指摘する声も上がった。同社は29日の声明の中で「消費者の心情を考慮していなかった。説明が不十分だったことを深くお詫びする」と謝罪した上で、ダブルスタンダードの存在を否定。「中国で正式に販売した製品のバッテリーは安全基準を満たしている。韓国、米国で回収した製品のバッテリーは中国向けNote7と同じ物に交換しているところだ」と強調した。(翻訳・編集/野谷)