日経平均株価は上昇トレンドに乗る分岐点にある! チャート分析の予想では、52週移動平均線を超えれば 2014年7月以来の上昇トレンドがくる可能性も大!

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 2016年10月以降の日経平均株価、東証マザーズ指数はどう動く? チャート分析によると、日経平均株価は52週移動平均線を超えれば上昇トレンドに乗って大きく上がる可能性も!

 9月21日に日本銀行の「金融政策決定会合」、米国の「FOMC(連邦公開市場委員会)」という、日米の金融政策を決定する重要なイベントも通過。はたして、今後の日本株はどのように動くのか。ダイヤモンド・ザイでもお馴染みの国際テクニカルアナリストであるインベストラスト代表・福永博之さんに、チャートから分析した今後の日経平均株価と東証マザーズ指数について予測してもらった。

【年内の日経平均株価はこう動く!】
52週移動平均線を上回れば、確実な上昇トレンド入りに!

 現状、日経平均株価は13週移動平均線と26週移動平均線を上回って推移しています。終値ベースでも6月以降の戻り高値を更新しており、株価回復のトレンドを維持しているようです。そして、26週移動平均線は横ばいですが、13週移動平均線が上向きに変化するかどうかに注目です。今後、13週移動平均線が上向き、さらに26週移動平均線を上回れば、2014年7月以来のゴールデンクロスが出現することになり、上昇トレンド入りが期待されます。

 ただし、日経平均株価の動きには注意点もあります。それは、依然として下向きの52週移動平均線を日経平均株価が上回ることができるかどうかです。ここで押し返されるようですと、上抜くまでに時間がかかることも考えられ、売買タイミングを慎重に計る必要が出てきますので注意しておきたいポイントです。下記の月足チャートも参考にして下さい。

【年内の東証マザーズ指数はこう動く!】
ついに保ち合い相場が崩れて、下落トレンド入りの恐れも!

 一方、東証マザーズ指数は、依然として横ばいで推移する52週移動平均線に絡んだ動きとなっているのがわかります。そのため、今後も52週移動平均線より上を維持できるかが注目ポイントです。52週移動平均線よりも上を維持することができれば、下向きの13週移動平均線を上回ることが考えられますし、そうなれば今度は26週移動平均線あたりまでの反発も視野に入ります。

 ただし、13週移動平均線に押し返され、52週移動平均線より上も維持できないなら、これまでの保ち合い相場が崩れて下降トレンドが発生し、再び6月の安値に接近したり、6月の安値を割り込んだりすることも考えられるため、下降トレンドが発生するかどうかの見極めることが重要だと思われます。日経平均株価に比べると、東証マザーズ指数はやや慎重な姿勢で臨んだほうがいいでしょう。下記に月足チャートも付しておきます。

 以上がテクニカルアナリスト・福永博之さんの分析だ。このように、日経平均株価と東証マザーズ指数では真逆の動きとなりそうだが、ともに重要なのは52週移動平均線と株価の関係。こうした全体的なトレンドを頭に入れて年内の相場には立ち向かうことが重要だ。

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