「人のインターネット化」を進めるスタートアップDigi.meに集まる投資

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インターネット上にある個人のデータをすべて収集。ユーザーは自分の投稿などを横断的に検索できるほか、自分に関する情報を自分の望むかたちで企業サーヴィスと交換できるDigi.meが、「シリーズA」資金調達で700万ドルを集めた。

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データを集積して「自分のインターネット(internet of me)」をつくるという新興企業Digi.meが、「シリーズA」資金調達で700万ドルを集めたことを発表した。

Digi.meのアプリは、ユーザーのソーシャルネットワークから写真や投稿などのデータを収集する。「わたしたちのデータはウェブ上でバラバラになっています。それをひとつにまとめることによって真の可能性が生まれます」と同社は説明している。

すべてのデータがひとつの場所に集められたら、Digi.meアプリ内の各ネットワークから、すべての投稿やコンテンツを検索できるようになる。

自分の個人データがアプリ内にある人は、「そのデータを各種のビジネスのサーヴィスと交換して、パーソナライズされた特典やサーヴィスを受ける」ことができる。Digi.meのウェブサイトによると、140カ国で40万人を超える人々がアプリを利用しているという。

今回集められた資金は、ある人の個人データに対して、「許可に基づいてアクセスするプラットフォーム」を開発し、金融データと健康データをサーヴィスに統合させることなどに使われる予定だ。Digi.meは、2016年末までにショッピング情報も追加すると話している。

今回集められた資金には、eBay創設者のピエール・オミダイアが設立した投資会社オミダイア・ネットワークの出資した100万ドルが含まれている。

オミダイア・ネットワークの投資パートナーであるC・V・マドフカールは、声明で次のように述べている。「Digi.meのソリューションが特に魅力的なのは、ユーザーのデータに対して、『見えない、触れない、持たない』という手法でプライヴァシーを確保することです。個人データの保管やアクセス、利用は持ち主に委ねられます」

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