銀座線商業エリア3駅の新デザインが公開、三越前駅は「着物の街」がコンセプトに

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 銀座線開業90周年を見据えてリニューアルを推進している東京メトロが、「商業エリア」に位置する日本橋駅・京橋駅・三越前駅の3駅の新デザインを発表した。日本橋駅は11月、京橋駅は2017年1月、三越前駅は2020年度以降に着工し、日本橋駅と京橋駅の2駅は2019年度に完成を予定している。 銀座線商業エリア3駅の新デザインが公開の画像を拡大

 日本橋駅のデザインコンセプトは「橋の街」。ホームに木調の素材を取り入れ、江戸時代に木造太鼓橋で建造された日本橋を想起させる空間を演出する。また、東西線もリニューアル工事を行う予定で、銀座線は「橋の面影」、東西線では「橋からの景色」という異なるテーマを設けることで路線の差別化を図る。京橋駅では、歴史的建造物や美術骨董品のギャラリーが残るなど歴史と近代が共生する街をイメージし、「時のギャラリー」をテーマにデザイン。東京のガス灯発祥の地であることから、柱はガス灯をモチーフに仕上げる。三越前駅は「着物の街」のコンセプトにちなみ、ホームの列柱で着物の生地をライトアップするほか、1923年の開業時から残るアールデコ装飾を活かす予定だ。 東京メトロでは、渋谷と浅草をつなぐ銀座線全19駅を「トレンドエリア」や「商業エリア」など5つのエリアコンセプトに分けたリニューアルを2012年から計画。老舗百貨店が並ぶ三越前駅などは「商業エリア」と位置付け、2014年3月から7月にかけてデザインコンペが実施された。計112作品の応募が集まり、コンセプトに「PACK-AGE」を提案した包謹慈(パオ・ジンシ)さんらの作品が最優秀賞に選出。3駅の新デザインについて、同社は入賞作品のアイデアを反映しながら、街との繋がりが感じられる空間を目指してデザインしたという。