理科として、豆シリーズ始めました【根本きこの島ごはん】

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週3日の牧場の他に、ホームスクーリングも教育の軸として行なっている我が家ですが、うっかり「やらなくてもいいことはやっていない。けれど、やるべきこともやっていない」という状況ではないか、とよぎったわけでして。そのきっかけは、かこさとし、福岡伸一共著の「ちっちゃな科学」。この本を読んで、「はて、理科を意識してやったことないかも」と思ってしまいました。
ジャングル暮らしでは、人より虫および鳥などの生き物の数の方が圧倒的に多い環境だったので、自然と理科まみれのような日々でしたが、あえて「観察を記録すること」はなかった。なので、母の思いつきの提案として、「食材の種類を決めて料理を作って、それを紙に順序立てて書いてみない?」と言ったところ、「いいよ!」と即答。「じゃあさ、島の魚と世界の豆、どっちがいい?」と聞くと、「豆」と意外な返事。(私はてっきり魚かと思っていたので)
シリーズ第一回は、「大豆」です。大豆から豆腐を作ろう!

大豆を一晩水につける→水につけた豆をすり鉢かミキサーでつぶす→つぶした豆を火にかける→漉す→豆乳を煮る→にがりを入れる→ざるにあげて固める

ざっくり説明すると、こんな感じでしょうか。
子どもたちは、普段からすり鉢仕事が好きなので、ごりごりと交代しながらひたすら豆をつぶしています。私は一足お先にミキサーでガーっと係り。どうやら子どもさんたち、情緒に欠ける仕事は(失礼!)あまりやりたがりません。煮立たせ沸騰直前になると、大豆のアクがぶわーっと立ち上がってきます。泡風呂のような魅惑的な様子に一同釘付け。
おからと豆乳を分けるため、麻袋に入れてそれを絞るのも好きな類のようで、「アチっ!」とか大騒ぎしながら絞っていました。「これが豆乳なの? 簡単にできるんだね」と感動した様子。おからには「きめが粗い」とダメ出し。
豆乳を木べらでゆっくり混ぜながら、隣のコンロでは湯葉作りが始まりました。湯葉を作ったのは始めたなのですが、「どうりで高いはずだ」というくらい、少量しかできません。湯葉好きの息子は「これは、貴重だね」とうやうやしく、羽衣のように薄い一枚の湯葉さまを味わっていました。
さて豆腐。にがりを入れたらたちまち分離します。ふわふわ〜っと優雅に科学変化します。それを好みの固さに重しで調整。これが、難しい。出来上がったのは、水切りをしまくったような固い固い豆腐でした......。とはいえ、味はおいしい!
今回は大豆の主な産地を調べて地図で確認する、というところまで至らなかったので、また後日に。豆腐を食べた後は、今帰仁の海まで波チェックへ。道中、車内で遺伝子組換え大豆の話しをしてみたら、「なんで、『遺伝子組換えじゃない』ってことをわざわざ書かなきゃいけないの? 『遺伝子組換え』って書いてある方がわかりやすいんじゃない?」との指摘。確かに......。なんかまどろっこしいし。
さてさて、「次はジーマミー豆腐がいい」と子どもたちからリクエスト入りました。よっしゃ! では来週は落花生を観察しよう。

>>過去の「根本きこの島ごはん」を読む
・残暑の過ごし方
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・砂浜で運命の出合い。珊瑚のハート

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