16年3月の代表候補合宿に招集されていた鹿島アントラーズMF永木亮太

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 29日に発表された10月6日のW杯アジア最終予選イラク戦、11日の同オーストラリア戦に臨む日本代表メンバー26人に、鹿島アントラーズMF永木亮太が唯一の初選出を果たした。

 15年12月に国内組を集めて行われたスタッフ・選手ミーティングに参加した永木は、16年3月の日本代表候補合宿に追加招集されていたものの、A代表選出は初めて。しかし、A代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督は「長い間、追跡した選手」と常に注視していたことを明かした。

 今季、湘南から鹿島に移籍した永木は第1ステージの先発出場こそ2試合にとどまったものの、第2ステージに入ると出場機会を増やし、第13節終了時点で7試合でスターティングメンバーに名を連ねている。

 ハリルホジッチ監督は「存在感を出しているし、呼んでみたいと思った」と話すと、イラク、オーストラリアとの連戦の中で、特に「オーストラリア戦で必要になると思った」ようだ。その理由は「しっかりとボールを奪える選手」だということ。指揮官はオーストラリアを「アジア最強」と評したように、ボールを握られる展開も予想しており、その中で“ボールを奪える選手”が重要だと考えている。

「長谷部(誠)、山口(蛍)、永木はボールを奪える選手。コンタクトやデュエルを怖がらない選手たちだ」と期待を寄せるハリルホジッチ監督。前回の候補合宿で「爪痕を残したい」と語っていた永木は、指揮官が求めるものをピッチ上で体現してアピールを狙いたい。

(取材・文 折戸岳彦)


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