27日、中国が時速500キロで走行できる高速列車の開発を進めており、高速鉄道技術を海外へ輸出するけん引役にしようとしている。世界各国で異なる軌間にも対応できるという。写真は中国の高速鉄道。

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2016年9月27日、環球時報によると、中国が時速500キロで走行できる高速列車の開発を進めており、高速鉄道技術を海外へ輸出するけん引役にしようとしている。

中国が開発している次世代型高速鉄道は時速500キロで乗客を輸送でき、同250キロで貨物輸送が可能となるという。

北京交通大学の賈利民(ジア・リーミン)教授は、中国政府の計画により、混合燃料を燃焼させるシステムを利用した高速鉄道が開発中で、砂漠や高原、多雨林など、さまざまな地形、気候条件を持つ中国ならではのあらゆる条件に対応できる鉄道システムになると話している。また、世界各国で異なるレール幅にも対応できるものになるとされる。

中国の高速鉄道は当初から気温が氷点下40度の極寒環境や高地にある青蔵高原、西北部の砂漠地帯でも運用可能であることが求められていた。すでに国内の高速鉄道網は2万キロに上り、2020年には3万キロ、30年には4万5000キロに延伸することが計画されている。賈教授は、「中国企業は海外の技術を吸収し、自主開発を達成している」と話した。

海外でも、トルコやインドネシア、タイ、ロシアなどとの間で3000キロの高速鉄道を建設する契約を結び、マレーシアや米国のプロジェクトにも関わるようになっており、政府の経済・外交権構想である「一帯一路」を担う重要な要素にもなっている。

賈教授は「技術的にもビジネスとしても、中国は国内外で経験を蓄積し、中国の高速鉄道技術は世界的に見てももはやライバルはほぼいない」とするが、「それでも中国の技術が採用されるかどうかは政治的な要素も影響する。しかし、それは我々の管轄外だ」と話している。(翻訳・編集/岡田)