大人のぬりえブームの次はコレ? セラピー効果もある「曼荼羅アート」

写真拡大

 幾何学的な模様が美しい「曼荼羅アート」。最近では色鉛筆やパステルで描くものなど、さまざまな曼荼羅アートがありますが、初心者でも簡単にできるのが「糸かけ曼荼羅」。近頃ではワークショップもあちこちで開催されているので、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 これは別名「素数アート」ともいわれるもので、釘に糸をかけていくだけで、幾何学的な美しい模様が完成します。

 いったいどんなものかというと、まずはボードに64本(48本、32本などのバリエーションも)の釘を円形に等間隔に打ち付けます。1本目の釘に糸をかけ、そこから時計回りに数えて31番目の釘に糸をかけます。そして、再び時計回りに31番目の釘に糸をかけ‥‥と続けていくと、1番最初の釘に戻ります。

 糸を切って、次に別の糸を1本目にかけ、今度は29番目の釘に糸をかけて同様に行います。さらに23番目、19番目、17番目、13番目、11番目、7番目、と素数の数だけ糸をかけていきます。

 このときに、自分の心に浮かぶ色、インスピレーションを感じた色をかけていくと「カラーセラピー」にもつながるので、カラーセラピーに興味がある人にもぴったり。単調作業なので、没頭しているうちにイライラや不安解消にもなるんですよ。

 もちろん、仕上がったアートも綺麗。ちょっと知的なオトナの遊びとして、嗜んでみてはどうでしょうか?