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日本学生支援機構は9月28日、「2015年度私費外国人留学生生活実態調査」の結果を発表した。

○日本留学後の苦労、「物価が高い」が最多

日本を留学先に選んだ理由を尋ねると、「日本社会に興味があり、日本で生活したかったため」が59.5%でトップ。留学後の苦労については、「物価が高い」が70.5%と最も多かった。

留学生の収入状況をみると、平均月額は14万1,000円。在籍段階別では、「専修学校(専門課程)」が15万7,000円と最も高く、次いで「専門職大学院課程」が14万4,000円、「日本語教育機関」が14万3,000円、「学部正規課程」が14万1,000円と続いた。一方、最も低かったのは「学部レベルの研究生・聴講生」で10万9,000円となった。

収入の内訳は、「アルバイト」(57.1%)が6万8,000円、「仕送り」(53.9%)が7万5,000円などとなった。

支出の平均月額は14万1,000円。内訳は、「学習研究費」が4万6,000円と最も高く、以下、「住居費」が3万3,000円、「食費」が2万7,000円と続いた。

○留学生の4割が奨学金を受ける

何らかの奨学金を受けている留学生は40.8%。学習奨励費を受けて良かったことは、「日常生活に不安がなくなり、勉強に集中できた」が87.7%で最多。学習奨励費の給付に対する要望は、「給付金額の増額」が60.1%で一番多かった。

アルバイトに従事している留学生は74.8%。職種は軽労働の「飲食業」が45.7%を占めた。従事時間(週平均)は、「20時間以上25時間未満」が33.5%で最多となった。

調査期間は2016年1月。対象は大学(大学院を含む)、短期大学、専修学校(専門課程)、準備教育機関及び日本語教育機関に在籍する私費外国人留学生で、有効回答は6,036人。

(御木本千春)