中国の消費者のぜいたく品購入に関し、米ベインキャピタルが「2020年に国内での購入が海外を上回る」との予測を示した。写真は上海。

写真拡大

中国の消費者のぜいたく品購入に関し、米ベインキャピタルが「2020年に国内での購入が海外を上回る」との予測を示した。

広州日報が26日付で報じたもので、上海で前日開かれたフォーラムに出席した大中華区部門の関係者は「20年に中国人のぜいたく品購入が世界全体に占める比率は34%に上昇する」と指摘、さらに国内での消費が50%を超えるとの見通しを語った。

同氏によると、世界のぜいたく品市場に中国の消費者が占める割合はすでに30−31%に達している。ただ、国内の消費は全体の25%程度。国内と海外の価格差が主な原因だが、今年は国内での消費が増える一方、海外での消費はそれ以上のスピードで減少する可能性が指摘されており、全体の勢いは下降傾向を示すとみられている。

同氏はその原因として、企業による価格見直しや中国政府の関税引き下げなどにより国内と海外でこれまでのような大幅な価格差がなくなってきたことや、消費者の関心が従来の「モノ」からホテル、スパといった「体験」に変化していることを指摘。中国の経済成長の持続や若者もぜいたく品購入に加わるとの見通しから、中国のぜいたく品市場の成長は続くと予測した。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)