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(台北 29日 中央社)エバー(長栄)航空が27日、台風が襲来しているにも関わらず多数の便を運航させたことに対し、非難が噴出している。これを受けて同社は28日夜、コメントを発表。乗客に謝罪した一方で、安全上の問題はなかったと強調した。交通部民用航空局は規定を満たしていたか調査するとしている。

台風の影響で強い風雨に見舞われた27日夜、多数のエバー航空機が桃園国際空港(桃園市)上空を旋回しているのが確認された。また、多くの便は着陸を試みようとするも成功せず、やり直しをしていたという。そのため、安全性を疑問視する声がインターネット上で上がった。

航空局によれば、27日に桃園空港に着陸予定だったエバー航空機は45便。そのうち30便が実際に桃園に着陸し、残りは7機が香港、7機が台中、1機がマカオに向かった。

エバー航空はコメントの中で、旅客機が予定とは別の空港に着陸、あるいは乗務員の飛行時間などのために全ての乗客に対して即座に適切な対応ができず、一部の乗客が空港に足止めされたり、飛行中に気分が悪くなったりしたことに対して、深く陳謝した。

乗客と社会の各界からの反応や意見を謙虚に受け止め、台風時の天候判断や運航便の調整について改めて検討すると表明。続けて、安全運航は同社が最重要視する根幹であり、全ての運航は安全上の問題がなく、空港の離着陸基準を満たした上で行われていると説明。乗客と職員の安全を顧みないことは決してないと強調した。

(汪淑芬/編集:名切千絵)