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「子どもの名前は親からの最初のプレゼント」と言われるように、子どもの名付けに当たっては、親はさまざまな思いを込めて、いろいろなこだわりを持って決定していることだろう。また、子どもにとっても名前は一生付き合っていくものだけに、親からの"最初のプレゼント"であると同時に、"最初の責任"でもあるかもしれない。今回は、子持ち女性のマイナビニュース会員152人に「赤ちゃんの名前で一番こだわったところ」を聞いてみた。

Q.赤ちゃんの名前で一番こだわったところはなんですか
1位「名の響き・音感」 23.7%
2位「漢字の意味・由来」 21.7%
3位「字画」 13.2%
4位「イメージ」 11.2%
5位「姓名判断」10.5%
6位「家族のつながり」 9.2%
7位「名字とのバランス」 8.6%
8位「その他」2.0%

■「名の響き・音感」
・「いくつかあった候補の中から、声に出してみて気に入ったものにした」(47歳/静岡県/食品/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「2文字にしたいという思いがありましたのでそこはこだわりました」(39歳/静岡県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「『美憂』。特に候補があったわけではなかったのですが、なにげなくテレビを見ていた時に山本美憂さんという方が出演されていて、『美憂』という響きが良かったので決めました」(35歳/茨城県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「外国の人からも呼びやすいように『アン』、と」(28歳/長野県/銀行/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「どうしても『蓮』という名前にしたくて、義親が考えた名前を拒否してしまいました」(41歳/青森県/教育公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「『勇太』と名付けた。呼びやすい名前だなと思って命名した」(59歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「仕事仲間に、桃子ちゃんという名前の子がいて、みんなから『桃ちゃん』と呼ばれていてその響きがいいな、かわいいニックネームだなと印象深かったので、桃という字を使った名前にしました」(53歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「名前の読み数を1文字目を1文字読み、2文字目を2文字読みにしたかった。上の子が、美しく奏でる『美奏(みかな)』なので、下の子も音や歌に関わる名前にと思って。たまたま、主人が大学で琴を演奏していたので、『琴音』に。2人で琴の音を美しく奏でる」(45歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「呼び捨てしやすいような名前にしました」(30歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「漢字の意味・由来」
・「子どもが大人になって、人に説明しやすくしてあげたかった」(40歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「人を助けてあげる優しさと、希望を持って生きてほしいという願いをこめて、『智希』です」(31歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「『愛和(まなか)』。旦那の『まなぶ』と自分の『ゆか』からとりました。平和に、人から愛される子どもに……」(39歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「健康で明るく、いつでも笑顔でいられるよう願いを込めました。世代関係なく性別もはっきりと分かり、漢字も誰にでも読める名前にこだわった」(48歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「親の思いを込めた、誰からも覚えてもらいやすい名前がいいねって話してて、一字の漢字にしました♪ お友だちをたくさんつくって、みんなから愛される、そんな子になってほしいと思ってつけました(^-^)」(34歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「名前は『誠志(せいじ)』です。夫が新撰組好きなこともありましたが、誠実な人になってほしいと思い、名付けました」(30歳/埼玉県/専門店/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

■「字画」
・「昔から言われ続けていることなので」(39歳/岐阜県/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連/個人事業主・会社役員)
・「特にこだわりはないが、字画がいいことに越したことがないから。名前を教えるのは、ごめんなさい」(44歳/栃木県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「左右対称で画数がいい漢字。『杏実』」(44歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「『真沙樹(まさき)』と付けました。名付け本を参考にして、誰にでも読めるけど、個性的な漢字でつけたいと思いました」(35歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「父親が画数で『美輝』と決めたら、祖母がその『輝』は男文字だと指摘。そのころ紀子さまが注目されていたので、祖母の一声で『美紀』へと変わってしまった」(52歳/福島県/建設・土木/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「インターネットで検索した」(32歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「イメージ」
・「荒木大輔にちなんで『大輔』と名づけたが、やや安易だったかもとよく思いました」(62歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ネガティブなあだ名につながらないように配慮した」(74歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「名前をつける時に、窓の外に大きな月が見えました。その月をイメージにつけました」(36歳/埼玉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「4月生まれだからという訳ではないのですが、『春介』と付けました。本当は季節の漢字は使わないつもりだったのですが、ほかに『春』という字を使った『しゅんすけ』という名前を見たことがなかったし、なんとなく柔らかくて優しいイメージがしたので決めました」(49歳/栃木県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「姓名判断」
・「姓名判断の本などを見ながら、どの画数が一番いいかを調べながら考えた」(35歳/奈良県/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「旦那が本を買ってきて、画数や名字とのバランスを見ながら、その子が幸せになれるような名前をいくつか挙げて選んだ」(45歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「姓の運勢が良くなかったため、名だけでもよくなってほしかったから」(52歳/埼玉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「昔、読んだ姓名判断の本、数冊と今まで勉強した知識を生かして、字画だけではなくそれ以外の方面でもいい名前になるように命名した」(52歳/宮城県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「希望した名前では親が負かされてしまうと言われたので、合う名前を教えていただきその名前を付けた」(35歳/京都府/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連/個人事業主・会社役員)
・「もともとそれほどこだわりはなく、両家の親の名前から一字ずつもらってつけるつもりでいたが、義姉がくれた名付け辞典を見たら画数が大凶だったので、そこから調べまくって1週間ほどで現在の名前を決めた。画数はいいが、名前の響きがあまり良くないと言われる」(48歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)

■「家族のつながり」
・「主人の祖父の葬儀の時に妊娠が発覚したので、名前の一文字をもらった」(48歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「夫が考えたのですが、偶然にも私の祖母の名前の漢字だったので、必ずこの字は入れようと思いました」(44歳/埼玉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「人はひとりでは生きていけないことから、人とのつながりをイメージして。自分にニンベンが付いていたので、子どもたちにもニンベンの付いた漢字を一文字入れた」(45歳/青森県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「兄妹3人で、天、星、空と関連性のある文字が入っている名前にしました。3人助けあって仲良く生きていってほしい、という願いを込めて」(47歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「名字とのバランス」
・「名字が旧字で画数が多いので、シンプルな名前にした」(32歳/群馬県/ソフトウェア・情報処理/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「漢字で一文字、読みで二文字で絞り、読み間違えられることもなく覚えてもらいやすい名前にしました。『華』です」(40歳/山梨県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「まあ、結婚で捨てる名字なので、真剣には考えませんでした」(36歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)

■「その他」
・「英文字でも通るように: 一文字漢字、英文字で通じる、顔見てやはりこれ! 」(44歳/福井県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「読み方: 絶対に読み間違えされないような名前」(44歳/神奈川県/サービス/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「義両親が付けたため分からない: 還暦の義両親に考えてもらったので、先祖の方の名前を一字使ってつけられたようです」(45歳/愛媛県/専門店/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

■総評
「赤ちゃんの名前で一番こだわったところ」の1位は、「名の響き・音感」だった。名前は日常的に名乗る、また呼びかけられもするので、その響きや音感にこだわる、というのは理にかなった判断だといえるだろう。コメントにも、「呼ばれやすく、きれいな響き」「かわいい、暖かい感じ」「誰でも読める」など、呼びやすい名前を意識して名付けをした、というものが多かった。また、「海外の人でも違和感の少ない」といった、日本の国内だけではなく、広く海外にも視野を向けた声もあった。

2位は「漢字の意味・由来」で、こちらは1位の「名の響き・音感」とは対照的に、漢字の意味合いに注目した回答となった。「子どもになってほしいイメージの漢字にした」「優しい子に育ってほしいから、優の字を付けました」「どんな子に育ってほしいかという、両親の願いを込めた名前にしました」など、親の子どもに対する思いを漢字の意味に込めた、との声が目立った。また、「月という字を入れたかった。『美月』」「どうしても使いたい漢字があって、それに合う音感にこだわった」「漢字の意味を考えてつけました。夫の好きな漢字を使いました」など、使いたい漢字や好きな漢字がまずあり、そこから名前を考えた、とするコメントもあった。

3位「字画」は、「字画と名字の相性」「名字と名前との画数が吉総画」「兄弟3人、画数を合わせた」などアプローチはさまざまだが、名前の画数を縁起のいいものにしたいとの思いは共通している。4位「イメージ」では、「春の爽やかなイメージで『さやか』と名付けました」「おなかにいた時に、ふと思った名前を付けた」「濁点のない名前」など、理屈ではなく直感に従って名付けをしている様子がうかがえる。5位「姓名判断」は、4位の「字画」と同様、本などを参考に名前を検討したという回答が多かった。

6位「家族のつながり」は、「夫の一字を使った」「自分の子どもと分かるように、自分の名前の一文字を付けた」「父親から一字もらう」など、家族から一字をもらったとする回答が多く見られた。7位「名字とのバランス」では、将来的に結婚によって名字が変わる可能性を考慮しつつも、現在の名字との画数や響きのバランスを考えて命名している様子がうかがわれた。

今回のアンケートでは便宜上、選択肢の中からひとつの回答を選んでもらったが、コメントを見ると、さまざまな要素を総合的に考えて名前を決定していることが分かる。つまり、子どもの名付けにあたっては、多くの人が「名の響き・音感」を考慮しつつ、「漢字の意味・由来」を考え、「字画」や「イメージ」に気を配り、「姓名判断」を参考にし、「家族のつながり」や「名字とのバランス」も大切にしながら命名している様子がうかがえる。子どもへ親から贈る最初の、かけがえのない贈り物である"名前"。そんな名前選びの真剣さが伝わってくるアンケート結果となった。

調査時期: 2016年8月10日〜2016年8月11日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 152人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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