花蓮県の吉哈拉艾文化景観区=陳盈潔さん提供

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(台北 29日 中央社)国連世界観光機関(UNWTO)が定めた世界観光の日の27日、持続可能な観光の率先などを表彰する「持続可能な旅行先ベスト100」が発表された。台湾は今年初参加し、「東北角・宜蘭海岸国家風景区管理処」(新北市)と「吉哈拉艾文化景観区」(花蓮県豊南村)の2カ所が入選した。

責任ある観光のための国際的パートナーシップ「グリーンデスティネーション」が発表。今回は世界中から150件以上の応募があり、持続可能な観光の専門家60人を含むメンバーによって審査が行われた。

台湾永続旅行協会の陳盈潔理事長によると、同協会が吉哈拉艾文化景観区を、国際的非営利組織、サステイナブルトラベルインターナショナルが東北角・宜蘭海岸をそれぞれ推薦した。

吉哈拉艾文化景観区は、台湾原住民(先住民)アミ族の集落。2012年5月に花蓮県政府によって文化景観に登録された。陳理事長によると、同景観区は地元住民によって、生態を保護する伝統的な方法で農産物の栽培が行われている。陳理事長は、これが審査項目の一つである「持続可能な管理」を満たす根拠になったと語った。

また、初参加での2カ所入選は、2017年の国連「持続可能観光年」に向け、政府や地域がともに準備を進めていることの表れだと話した。

(楊淑閔/編集:名切千絵)