28日、韓国・済州島で中国人観光客が街中で所かまわず排出行為をしたり、飲食店で代金を支払わなかったりすることもあり、ついに「料金表のとおり支払ってください」と中国語で注意書きを張り出すカフェも現れた。写真は済州島のカフェ。

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2016年9月27日、香港経済日報によると、韓国の済州島は韓国人にとっても旅行先として人気だが、昨今はノービザで訪れることが可能なこともあって、中国人観光客にも人気となっている。ところが、中国人観光客の不適切な行為や不法行為があまりに多く、地元住民から反感を買っている。

韓国・聯合ニュースによると、中国人観光客が街中で所かまわず排出行為をしたり、飲食店で代金を支払わなかったりすることもあり、ついに「料金表のとおり支払ってください」と中国語で注意書きを張り出すカフェも現れた。

店は完全セルフサービスで、店内の環境や支払いは客の良心によって経営が支えられている。ただ、済州島の地元政府は、感情的になって中国人観光客を排斥するような方法は平和共存を掲げる済州島の精神に反するものだとして、特定の層だけに注意書きを刷ることに否定的な見解を示している。

済州島は「泥棒も、こじきもおらず、門の必要もない」と言われるほど治安がいいのが特徴だった。2011年の島内での摘発者は58人だったが、2015年には260人に急増し、2016年は8月の時点で279人にまで膨れ上がっている。また、2015年に信号無視やごみのポイ捨て、場所を選ばず排せつするなどのマナー違反や軽犯罪は1267件。2016年は8月までに3750件も起きており、その大半が中国人観光客や中国系住民によるものだという。

さらに、奇岩が立ち並ぶ観光地・龍頭岩は文化財にも指定されているが、その岩を削り取って持ち去ったり、勝手に海産物を捕ったりするほか、設備の破壊、公共場で騒ぐなどの行為が後を絶たず、他の観光客や地元住民に不満が募っている。(翻訳・編集/岡田)