会社で使うカーディガンやブランケット。実は意外と汚れてるって知ってた?

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夏の間、働く女性たちを悩ませるのが職場の冷房。ビルの設定温度が元々低かったり、暑がりの人に気を使ったりで、我慢を重ねているという人も多いのではないだろうか。そんな時に重宝するのが、通年使えるカーディガンやブランケット。「教えて!goo」には、「冷房対策のカーディガン、頻繁に洗濯してますか」という質問が投稿されているが、会社に置きっぱなしという人が多いのでは?
「お仕事でのカーディガンは、週1でお洗濯しています」(kei29さん)、「そんなに頻繁に洗濯する必要とかはないんじゃないでしょうか」(blue_roseさん)など、仕事中に着るだけならあまり洗う必要はないという回答が目立った。

■丸一日着た肌着と同じ数の菌が付着している!?

しかしながら、ライオンのお洗濯マイスターである山縣義文さんによると、楽観視していられない調査データがあるようだ。

「会社員女性5名がオフィスなどで使用しているブランケットやカーディガンの菌数を調べた結果(2016年9月測定)、衣料の素材や洗濯頻度(数週間〜数ヵ月に1回程度)、使用環境にもよりますが、菌数は約1,000〜10,000個/gという結果となりました。この数値は大人が1日着用した肌着に付着した菌数と同程度の値です」(山縣さん)

なんと、たまにしか使わないと思っていても、数日間使い続けていると案外汚れているもののようだ。ちなみに、1日着用した靴下には100,000個/g、1日使用したキッチンタオルには1,000,000個/gもの菌が付着しているとのこと。

「ブランケットやカーディガンは直接肌に触れる機会が少ないため、菌数は少なめです。それでも、長い間着用していると身体からの皮脂汚れが付着するほか、椅子の背もたれに掛けておいたブランケットやカーディガンが床に落ちて踏んだり、椅子のキャスターで轢いてしまうなどして汚れる場合があると思います。オフィスから帰宅する際は、菌が増殖しないよう椅子の背もたれなどを利用して広げて掛けて乾燥させましょう。また、ニオイが気になったり汚れが目立つ前に、早め早めに、定期的にお洗濯するようにしましょう」(山縣さん)

丸めて引き出しの奥にしまっている人もいるが、ジメジメした環境ではあっという間に菌が増殖してしまう。実は、隣の人はニオイを我慢していたりして……。
秋冬の寒さ対策でもカーディガンやブランケットを使用する機会は多いが、気になる人は会社に置きっぱなしにせず、週末に持ち帰って洗濯するのがおすすめだ。

● 専門家プロフィール:山縣 義文
ライオン株式会社のお洗濯マイスター。家庭向けおよび業務用洗浄剤の研究・開発に約30年携わる。日々の洗濯が楽しく、快適に行えるよう、技術に基づいたノウハウをわかりやすく伝えている。

(酒井理恵)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)