中国人の日本に対する知識は教科書や抗日ドラマを通じて得たものが中心であり、正確性に欠けると言わざるを得ない。そのため、日本を旅行で訪れ、自分の目で見た日本の姿があまりにも教科書や抗日ドラマで描かれる日本と違いすぎて驚く中国人も多い。

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 中国人の日本に対する知識は教科書や抗日ドラマを通じて得たものが中心であり、正確性に欠けると言わざるを得ない。そのため、日本を旅行で訪れ、自分の目で見た日本の姿があまりにも教科書や抗日ドラマで描かれる日本と違いすぎて驚く中国人も多い。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、「現代日本の真実の姿」は中国ではあまり知られていないのが現実であることを紹介。中国では「真実の日本」について話をすると「売国奴」、「国辱を忘れた」などと批判されかねないため、日本について話すことがはばかられる雰囲気があると指摘している。

 記事は、「本当の意味で国辱を忘れないようにするには、日本が強大な国であることを否定せず、日本の長所を語ることを避けるべきではない」と主張し、日本の長所を見ると「中国がなぜ日本と同じようにできないのか、反省することにつながる」と指摘した。

 続けて、中国人から見た日本の長所について、「日本人の民度」を挙げ、日本人は公共交通機関のなかでは誰もが平静を保ち、電話すらしようとしないと紹介。スマートフォンを使ったり、本を読んだり、居眠りをしたりなどさまざまではあるものの、他人に迷惑をかける行動は誰もが慎むと称賛した。さらに、エスカレーターでは日本は片側一方に寄って立つが、これは誰かに強制されている行為ではなく、日本人が自発的、自律的に行っている行為であると指摘した。

 記事はそのほかにも、日本の清潔さや環境の良さ、秩序ある日本社会なども称賛しているが、こうした日本ならでは長所や美点をもたらしているのは日本人の素養、民度の高さだろう。訪日する中国人の多くが日本の長所、美点に感銘を受けているようだが、日本の長所に学び、中国が秩序ある社会を実現できる日は来るのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)