Google Glassの悲劇再び? Snapchat、メガネ型デヴァイスを今秋発売

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9月24日に社名を変更したSnapchat改めSnap Inc.が、同社初のハードウェアプロダクトである「Spectacles」を今秋に発売すると発表した。メガネ型デヴァイスと聞くと、去年計画中止に追い込まれたGoogle Glassが思い浮かぶが、Spectaclesは過去の失敗から何かを学んだようだ。

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Snapchat(スナップチャット)改めSnap Inc.(9月24日に社名変更)。同社は「Stories(ストーリー)」「Lenses(レンズ)」「Memories(メモリ)」など次々と新しいプロダクトを開発してきたが、先日、洒落たGoogle Glassとでもいうべきカメラ付きサングラス「Spectacles」を発表した

Spectaclesはブラック、コーラルピンク、ティールブルーの3色展開。ヒンジ部分に小型カメラが搭載されており、カメラ脇のボタンを押せば10秒の動画を録画できる。ボタンを押すごとに撮影時間を10秒ずつ延長でき、最大30秒の動画を撮影することが可能だ。カメラの視野角はスマートフォンより大きい115度で、目で見たものをそのまま動画にすることができるという。ちなみに、撮影した動画はBluetoothもしくはWifiを通じてスマートフォンに転送でき、円形のフォーマットでSnapchatアプリの「Memories(メモリ)」に保存される。Google Glassほど高機能ではなく、どちらかというとハイテクおもちゃに近い感覚だ。

価格はおよそ130ドル(約13,000円)。発売前から期待が高かったGoogle Glassが1,500ドルという価格のせいで失敗したことを考えると、賢い価格設定だろう。また、Google Glassの欠点であった「間近で撮影されていてもわからない」というプライヴァシーの問題も、カメラを光らせることによってある程度は解決されているようだ。

もちろん、発売されてみないとわからないことも多い。動画のクオリティーはどうか。動画を撮影しスマホに送るまでのプロセスがどのくらいスムーズなのか。Google Glassよりも普通のサングラスに近いデザインにしているが、まだその見た目で敬遠する人もいるかもしれない。

同社CEO、エヴァン・シュピーゲルが『ウォールストリートジャーナル』に語ったところによると、発売は今秋を予定しているという。

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