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ファクトリージャパングループはこのほど、「首と骨盤を中心とした整体施術と睡眠との関連の検証試験」の結果を発表した。同研究は6〜9月、杏林大学の古賀良彦名誉教授とともに、20〜40代の男女10名を対象に実施したもの。

同検証試験は、整体施術と睡眠との関連性について調べるため、対象者10名に3週間にわたって実施。毎週1回(30分)、整体施術を受けた場合と受けなかった場合の睡眠を脳波計測により、比較・検証した。

試験開始時の対象者10名の平均寝つき時間は8.2分だった。施術を3週間受けた場合は、寝つきの時間が2.6分短縮し5.6分になった。一方、施術を受けなかった場合の寝つきの時間は、2.8分延長し11分となり、両者の間には5.4分もの差がみられた。

次に、試験開始時と3週後の睡眠の深さを整体施術を受けた場合と受けなかった場合とで比較した。施術を受けた場合は、睡眠が最も深いステージ3の出現率が20.5%であったのに対し、施術を受けなかった場合は、15.2%と低かった。なお、3週間後における総睡眠時間は両者とも5.7時間で、差はなかったとのこと。

睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠という質の異なる2つに分けられる。ノンレム睡眠は、脳が休息をとる睡眠で、深さに応じてステージ1・2・3の3段階に分類される。就床時から起床に至るまでの睡眠の経過を試験開始時と3週間後で比較すると、30代男性の対象者の場合、3週間後は最も深い睡眠であるステージ3の出現率が大きくアップしたことがわかる。

杏林大学医学部の古賀良彦名誉教授によると、質の良い睡眠の基本的な条件は、寝つきが良く深く眠れることであるという。

「今回の検証で、首と骨盤を中心とした整体施術を受けると、受けなかった場合よりも寝つきに要する時間が短縮し、深い睡眠が得られることがわかりました。整体は体のバランスを整えるばかりでなく、毎日の生活を円滑に進める基盤となる"睡眠の質"を向上させる働きがあることを示しています」とコメントしている。

(フォルサ)