激辛の「カラムーチョ」、激すっぱの「すっぱムーチョ」に次ぐ湖池屋の3番目のムーチョブランド新製品が23年ぶりに誕生。『スティックわさムーチョ 旨わさび味』は志村けんの往年のコア人気キャラ・ひとみおばあちゃんをフィーチャーした和の辛さ製品だ。

■志村けんの往年のレアキャラ”ひーちゃん”ことひとみおばあちゃんがキャラ就任

1984年に“辛くておいしいポテトチップス”というコンセプトのもと誕生した、メキシコ料理のチリをベースとした真っ赤な激辛ポテトチップの「カラムーチョ」。激辛ポテチ・ブームの火付け役で、ただ辛いだけでなく旨味満点なその味に、誰もが一度はハマったのではないだろうか。


そこから9年遅れた1993年には、今度はすっぱさをフィーチャーした「すっぱムーチョ」を投入。湖池屋の二枚看板として君臨するこれらムーチョブランドは様々な派生商品を生みながら長く愛され続けている。


そんな中、ついに3番目のムーチョブランド「わさムーチョ」が誕生した。辛い、酸っぱいでいけば、これもまたカラムーチョになりそうなものだが、和の辛味食材であるわさびを使用した辛口商品。

「わさムーチョ」は二態あり、通常のポテトチップス・スタイルの「わさムーチョチップス 旨わさび味」(2016年9月26日発売)と、今回紹介するカラムーチョ登場時と同じスティックタイプの『スティックわさムーチョ 旨わさび味』(100g・予想価格 税抜約200円・2016年9月26日発売※9月19日コンビニ先行発売)


今回は30年余にわたってキャラクターを務めた「ヒーおばあちゃん」と「ヒーヒーおばあちゃん」の慰労休暇のため、代わりに志村けんが伝説のコント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」(1987〜1993年放映)で登場させていたキャラ・ひとみおばあちゃん(ひとみばあさん)となり就任。中高年なら覚えがあるのではないか。キャッチコピーは「ムーチョだヨ!全員集合」だけれども。

 

ただこのひとみおばあちゃん自体は、志村けん本人が一番気に入っているキャラクターでありながら、爆発的な人気を得るには至らなかった、いわば若干レアキャラ。いつも小さくハンハンハンと息遣いをしていた愛称が”ひーちゃん”だったのでその流れで決定したと思う。

■ わさびの程よい辛味が突き抜け、後からたっぷり旨味を感じられる湖池屋ならではの美味ポテト!

それでは実際に食べてみよう。「カラムーチョ」や「すっぱムーチョ」が長きにわたって愛され続けてきたのは、やはり世の中に溢れる激辛スナックの中で、一番旨味に気を使っていたからだと思う。カラムーチョ・ブームでは、その辛さばかりがフィーチャーされ、後発品もどれだけ辛いかで勝負をかけていたという現状があった。


さほど時間がかかることなく、後発品のほとんどは消えていってしまうのだが、大概のポテチ・ファンが再び「カラムーチョ」へと戻っていってしまったのには、その辛さの裏に隠れた強烈な旨味へのこだわりがあったからではないか。


そうした流れを踏まえつつ、この『スティックわさムーチョ 旨わさび味』を食べると、わざわざ商品名に”旨”をつけたわけがよくわかる。元祖「カラムーチョ」を想起させるスティックカットはポテトカラーそのもので、わさびイメージの緑は微塵もない。


ただ封を切った瞬間に、香ばしさの中に清涼なわさびの香りを感じないでもない。しかし口の中に入れれば、たとえ一本でも突き抜けるわさびの辛味。ただわさびと言えば普通擬音は”ツーン”だが、この『スティックわさムーチョ 旨わさび味』にはそうした鼻に突き抜ける感覚はほとんどない。辛さの部分はしっかりあるのだが、涙が出そうなツーン感はないので、そこを期待はしない方がいい。


そして湧き上がるように感じられるのは、ポテトとカラムーチョでおなじみの肉エキス由来の旨味。ぶっちゃけジャンクな味わいではあるのだけれど、これがスナック・ファンにはたまらない旨みの塊なのだ。

 

なのでカラムーチョ同様強烈に後を引く。一口食べたら最後、止まらない。スティックという性質上、ポテトチップスよりも粉の付着度が高いので、その味の濃さはたまらなく強烈。辛さ自体も舌の両サイドが若干痛くなるが、すぐ収まる、まさにちょうどいい辛さ。

 

わさびが苦手でないならば、スナックファンなら必ずや味わうべき傑作だと思う。9月30日まではムーチョ詰め合わせが当たるわさムーチョ発売記念 ムーチョだヨ!全員集合Twitterキャンペーンも実施中だ。