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By Matthew Klein

180個の人工衛星を使って世界中にインターネットを配備する計画「Google Satellite」や、気球を使ってWi-Fi接続を空から供給する「Project Loon」など、インターネット接続を世界中で可能にしようとしているGoogleが、インドの駅だけでなくカフェなどでも公衆無線LANを提供するサービス「Google Station」を開始しました。

About Our Mission - Google Station

https://station.google.com/

Google launches Google Station for fast Wi-Fi everywhere

http://mashable.com/2016/09/27/google-station-launch-india/

インドのニューデリーで行われたイベント「Google for India」で、Googleの新しい試みGoogle Stationが発表されました。これまでにもGoogleはインドで無料Wi-Fiサービスの駅への導入に力を入れてきましたが、今回のGoogle Stationは駅だけではなく、カフェやショッピングモールといった施設でも無料Wi-Fiサービスを導入するというプロジェクトです。



GoogleはRailTeiやインド国鉄と連携してインドにある電車の駅に無料Wi-Fiサービスを導入しており、その数は発表時点で52駅。1月当たりの利用者数は350万人とのことです。今後はその数をさらに増やしてインド全土にある駅に設置予定。以下の地図は2016年9月時点でGoogle Stationが導入されている場所を示しています。



Googleは、駅だけでなく商業施設にもGoogle Stationを今後導入していく予定。また、インドだけではなく全世界でGoogle Stationの試みを広げていくそうです。

なお、世界中のどんな場所からでもインターネットに接続できるようにする試みに力を入れている企業は、GoogleだけでなくFacebookもその1つ。FacebookはWi-Fiドローンの飛行テストオープンソースの無線通信プラットフォームを発表するなど、インターネットに接続できないユーザーにリーチできるようにさまざまな計画を実施しています。